人気No.1レースアンバサダーの栄冠を手にするのは? RAアワード2024ファイナリストそれぞれの想い Vol.1

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2024年12月26日 17:20  AUTOSPORT web

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『にしたんクリニック レースアンバサダーアワード2024』ファイナルステージに挑む水瀬琴音さん(左上)、さかいゆりやさん(右上)、央川かこさん(左下)、日南まみさん(右下)
 2024年の国内サーキットで活躍したレースクイーン/レースアンバサダー/チームアンバサダーの中から人気No.1を決める『にしたんクリニック レースアンバサダーアワード2024』。ファーストステージを突破した20名により、グランプリの座をかけたファイナルステージの投票が12月17日からスタートした。

 これまではレースクイーンという呼称が定着してきたが、スーパーGTではレースアンバサダー、スーパーフォーミュラではチームアンバサダーと呼称が変更され、東京オートサロンのステージで表彰式が行われる今賞も『日本レースクイーン大賞』から『レースアンバサダーアワード』へと名称を変更。新しい環境下で最初のグランプリを決めることとなる。

『にしたんクリニック レースアンバサダーアワード2024』は、プレ投票により50名がノミネートされ、ファーストステージの投票を実施。12月9日にファイナリスト20名が発表された。

 ファイナルステージの投票は、12月17日よりスタート。レースアンバサダーアワード公式サイト(https://rq-award.jp)では、2025年1月5日まで毎日0.5ポイントの無料投票を受付。ギャルズ・パラダイス公式サイト(https://www.galsparadise.com)での投票は、2024年12月28日と2025年1月5日の2日間にのみ投票日が設定され、それぞれで通常会員は10pts、プレミアム会員は20ptsを1回ずつ投票できる。

 グランプリとアワード受賞者5名、各特別賞の発表は、2025年1月11日に幕張メッセで開催されている『東京オートサロン2025』のイベントステージで実施される『にしたんクリニック レースアンバサダーアワード2024表彰式』にて発表される予定だ。

 WEB投票がスタートする前日となる12月16日には、配信番組でグランプリへの想いをアピールしたファイナリスト20名。それぞれどんな想いでレースアンバサダーアワードに挑んでいるのだろうか?

■水瀬琴音「私が狙っているのはグランプリの座」

 2024年は、D’stationフレッシュエンジェルズとして活躍した水瀬琴音さん。毎年、日本レースクイーン大賞に挑戦し、日本レースクイーン大賞2023で念願の大賞を受賞した。今年は“グランプリ”の栄冠を目指し、再度この舞台に臨んでいる。

「2023年度は全力で頑張って日本レースクイーン大賞と特別賞の東京中日スポーツ賞を受賞させていただきました。正直、2024年は出ないでおこうと決めていたのですが、2024年はD’stationがスーパーGTに復帰し、フレッシュエンジェルズもアイドル活動を再開したシーズンでした」

「私もフレッシュエンジェルズ5年目となり、活動させていただいているなかで『私もフレエンのために何かを残さないといけないな』と思いました。このコスチュームを着てグランプリを獲って、D’stationに恩返しがしたくて、レースアンバサダーアワードへの挑戦を決意しました」

 2019年の初挑戦から毎回のようにファイナリストに選ばれている水瀬さん。「ファイナルステージに進むのは“通過点”で、私が狙っているのはグランプリの座です」と落ち着いて語る。

「今までにないくらいプレッシャーになっているというか、すごく気持ちを入れて挑んでいます。その分、毎日アワードのことを考えて頭が痛くなることもありますけど、みんなが応援してくれて、まわりのレースアンバサダーのみんなも支えてくれているので『頑張らなきゃな』と思っています」

「私はD’stationレーシングが大好きだし、フレッシュエンジェルズが大好きです。このコスチュームを着て、みんなからの応援を形にして、グランプリを獲りたいと思います!」


■さかいゆりや「ものすごくモチベーションが高い状態でファイナルステージに臨める」

 スーパーGTではZENTsweeties、スーパー耐久ではOHLINS LADYとして2024年シーズンのレースアンバサダーを務めたさかいゆりやさん。アワードは初挑戦で初のファイナルステージ進出を果たした。

「挑戦するからにはいちばん上を目指さないといけないと決意表明した時から覚悟を決めていました。まずはファイナルステージに進出して、いちばん上を狙えるところに来たなという気持ちです」

「新人の頃から良い先輩たちに囲まれて育っててもらってきました。先輩推しのファンの方が私とも仲良くしてくれることが多くて、正直私をメインで推しているという方がたくさんいるとは自信を持って言えないですし、今回たくさんの方が挑戦しているなかで『私を選ぶよ!』と言ってくださる方がいるかなと不安でした」

「けれど、『気持ちの強さとかで今回は(投票を)私にしたよ』という方もいて、今はものすごくモチベーションが高い状態でファイナルステージに臨めると思っています」

 そう語るさかいさん。目標はもちろんグランプリ受賞とのこと。さらに2024年は挑戦の年と捉えているようだ。

「私は2023年に美容とか健康の部分ですごく力を入れて勉強をしてきました。それで2024年シーズンはたくさんの方から『変わったね』と言ってもらえました。成長した姿を肩書きとしても刻みたいなと思って今回挑戦しています」

「ファイナルステージでは、不安な気持ちも芽生えてくると思いますが、私は前向きさやポジティブさが持ち味なので、最後まで元気いっぱいにまわりを引っ張りたい。ファンの方も一緒に楽しみながらできるのがいちばん良いなと思います」


■央川かこ「ファンの方に『いちばんの子を応援している』と言ってもらいたい」

 2024年、スーパーGTではauサーキットクイーン、スーパー耐久ではraffinee Ladyとして活躍した央川かこさん。賞レースの挑戦はスーパーGTのレースアンバサダー1年目の時にエントリーして以来だというが、ファイナルステージに進出を果たし、トップの座を狙っている。

「アワードに挑戦するというのは、ファンの人にすごく負担をかけることになりますし、それを1年目の時にすごく感じました。私の親からも『いちばんを獲れないのであれば、やるな!』と言われて育ってきたので、ここで頑張るよりはサーキットに来てもらったり、他の場所での活躍という部分で応援してもらいたいなと思っていました。だから、大賞やアワードという肩書きがなくてもトップになろうと思って頑張ってきました」

「でも、レースクイーン8年目となると、何か“いちばん”と言えるものがあれば良いなと思いましたし、ずっと応援してくださるファンの方たちにも『いちばんの子を応援している』と言ってもらえるようにできればと思って、今回エントリーを決めました」

 グランプリを目指して決意を新たに臨んでいるという央川さん。ただ、ファーストステージは緊張感もかなりあったという。

「ノミネートされた50人をみると、私はレースクイーン歴が長い方ではありますけど、その中で知っている子もたくさんいて、それぞれの素敵なところもも知っているから……(ファイナリストが)発表されるまでは全く安心できなかったです」

「いろんな人から『歴も長いしファンもたくさんいるから大丈夫だよ』と言ってもらえますけどグランプリが獲れるまでは大丈夫ということはないと思うので、とにかく最後まで諦めずに、自分ができる最大限のことをやろうと思っています」

改めて、ファイナルステージに向けてはトップを狙いつつも、自分らしく頑張りたいと意気込みを語った。

「メンバーをみると素晴らしい子がたくさんいますが、そこばかりを見すぎると病んでしまうので(笑)とにかく諦めないこと、最後まで油断しないことを意識したいです。『もう、いいかな』みたいに私が思わないようにしないといけないし、ファンの皆さんにも『かこちゃんなら大丈夫』と思われないように、最後まで気を引き締めてやってもらえるように呼びかけをしたいと思います」


■日南まみ「『見ている人はちゃんと見てくれている』と信じていきたい」

 2024年はスーパーGTでスタンレーレースアンバサダーとして活動した日南まみさん。アワードのファイナルステージ進出は3年連続3回目となる。

「2024年もファンの皆さんの応援で、ここにくることができました。3年前はファイナルに行けるように『皆さんお願いします!』と必死になっていましたけど、3年目になると『ファイナルに行かなきゃいけない』『行って当たり前』という感じになってきたのかなと思います」

そう語る日南さん。すでに意識はファイナルステージに向いており、過去の悔しい経験を糧に気を引き締めている様子が印象的だった。

「ファーストステージというよりは、ファイナルステージが勝負というか不安に思うところがあります。今回こそはアワードを受賞できたら嬉しいです」

「2023年はコスチューム部門でグランプリとヤングチャンピオン特別賞を受賞させていただいて、それはすごく嬉しかったです。でも、いちばんの目標は大賞受賞だったので、自分の気持ちと結果に大きな差がありました。今回はみんなと一緒に笑顔で終えたいなという気持ちが……、きっと誰よりも強いと思っています」

 2023年の経験を踏まえて、今回のレースアンバサダーアワードは新たな気持ちで臨んでいる日南さん。不安な気持ちが先行しているようだが、自身の目標に向かって静かに闘志を燃やしていた。

「前回はやる気しかなかった感じでしたけど、今回は不安な気持ちしかないです。いろいろなタイミングや環境も大事になってくると思うので、その中でも『見ている人はちゃんと見てくれている』と信じていきたいです。それでアワードが受賞できたら嬉しいです」と表彰式のステージに登壇する姿を夢見て奮闘している。

 ファイナルステージの投票は1月5日まで実施。1月11日の東京オートサロン2025で行われる表彰式には、どのレースクイーンたちが登壇するのか? ファイナリストたち20名に注目してほしい。

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