M−1最終決戦、2組が「制限時間超え」だった 博多大吉指摘「反則かもしれんけど…」

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2024年12月26日 18:41  日刊スポーツ

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博多大吉(2024年撮影)

漫才日本一決定戦「M−1グランプリ2024」で審査員を務めた、博多華丸・大吉の大吉(53)が25日放送のパーソナリティーを務める、TBSポッドキャスト「大吉ポッドキャスト いったん、ここにいます!」に出演。毎年恒例の「M−1グランプリ」振り返りを行った。


大吉は会場にストップウオッチを持参するなど、制限時間に厳しいことで有名。今年も各コンビの漫才が持ち時間に収まっているかを計算していたという。


最終決戦では持ち時間4分に対し、「真空ジェシカが決勝のネタで4分52秒やって、大幅に超えてたの。令和ロマンも4分50秒やったの。で、バッテリィズは3分50秒だったの。(ネタを)見ながら、バッテリィズは面白かったけど、なんか食い足りないなと思ったけど、それは当たり前の話で内容量が違ったんよ、1分」と苦笑していた。


予選では15秒超過すると終了時間の目安としてサイレンがなり、30秒超過すると強制終了となるが、決勝はその措置はとられていない。大吉は「4分のルールに基づくなら4分50秒は反則かもしれんけど…僕が気にするほど本戦って、時間のことあんま気にしてないんだよね。なぜならやっぱ、テレビショーやから」と説明した。


続けて「敗者復活までは総合格闘技のルールでやってて。でも、決勝だけはプロレスルールの採用なのね。これはもうヤラセとかいうことではなく、カウントの入れ方がなのよ」とも話した。


大吉は「バッテリィズが令和ロマンと同じくらい、もしくは令和ロマンには届かないけど惜しかったというくらいなら、バッテリィズを推したかったけど、少し食い足りない感じもあったので。令和ロマンも5分超えたらあれだけど、4分50秒だし…とか」とかなり悩んだ様子。


その結果「審査員の原点に立ち返った」とした上で「今年のキャッチコピー“俺たちが一番おもしろい”を思い出して、それを体現していたコンビはどこだろうって考えたら、やっぱ令和ロマンかなって。垣根なしに面白いし、自信に満ちあふれてる。だから、僕はエンディングで『チャンピオンとしての自信が勝利に繋がったと思います』みたいなこと言ったけど、各コンビで差が出るとすれば、自信やと思うんよね。20回目のM−1に相応しいコンビだと。節目の大会で最後の令和ロマンのタイムスリップ見ながら、これまでの歴代チャンピオンの良いところが走馬灯のようにつまってたと思うもん」と語っていた。

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  • 規定が無意味。実際、バッテリィズは「もうおわり?」という印象が先立って可哀想だった。
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