香取慎吾主演「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」に、中山忍が出演することが分かった。
本作は、選挙当選のためにイメージアップを狙い、シングルファーザーの義弟・小原正助(志尊淳)とその子どもたちと暮らすことになった主人公・大森一平(香取)が、やがて本気で社会を変えようと立ち上がるその姿描くドラマ。
第5話(2月6日放送予定)は当初、中山美穂さんが正助の働く保育園の園長・園田美奈子を演じる予定で、園田が物語の中心となる構成だった。
しかし、先日の逝去を受け、役柄を引き継ぐ形で、新しい園長・鮫島ふみを作ることになり、今回中山忍が演じることになった。
・中山忍 コメント
姉の不在の存在感の大きさに、現実のこととはとても思えず、ポカンとしてしまう日々を過ごしておりました。ふと、姉が撮影中だったドラマはどうなったんだろう…と、思いを馳せたとき、別れ際にはいつも“あとは忍、よろしくね”と軽やかに去っていった姉の笑顔が心に広がり、シンと冷えた心の奥に沸々と熱いものが湧き上がってくるのを感じました。
“演じたい”と口にすべきか悩みましたが、最後くらい素直にならなくては後悔すると思い直し、ご相談させていただきました。姉の演じた役を引き継ぐ形で作品に携わることができますことをとても嬉しく思っております。香取さんと久しぶりに共演させていただけることも楽しみのひとつです。
姉が残してくれた、このご縁を大切に、姉妹での最初で最後のドラマ共演、心を尽して演じます。
機会を与えてくださった皆様に感謝申し上げます。
・プロデュース:北野拓(フジテレビドラマ制作部)コメント
当初、第5話では中山美穂さんが演じる保育園の園長・園田美奈子役が物語の中心となる脚本で準備を進めておりました。現場でも積極的にアイデアを出してくださり、主演の香取慎吾さんとの久しぶりの共演も楽しみにされていて、このドラマへの強い思いを感じておりました。この度のご訃報に触れ、スタッフ一同、本当に残念でなりません。謹んで哀悼の意を表します。
そして、急きょ、一部脚本を作り直し、中山美穂さんの役柄を引き継ぐ形で、新しい園長として着任する鮫島ふみ役を作ることになりました。そのタイミングで、中山忍さんご本人と所属事務所とお話をさせて頂く機会があり、中山忍さんがお姉さまである中山美穂さんと同じ作品に最後にご出演したいという強い希望をお持ちになっていることを伺い、そのご意志を尊重させて頂きたいと思い、今回、お引き受け頂くことになりました。
「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」は2025年1月9日より毎週木曜日22時〜フジテレビにて放送(※初回15分拡大)。
(シネマカフェ編集部)