第37回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞(日刊スポーツ新聞社主催、株式会社石原音楽出版社協賛)で、今年で4回目となったファン参加の賞「ファン大賞」2部門の受賞者・作品が、26日に日刊スポーツ公式YouTubeチャンネルでプレミア配信された「第37回日刊スポーツ映画大賞 特別事前番組」内で発表された。
「ファンが選ぶ最高作品賞」は「夜明けのすべて」(三宅唱監督)、「ファンが選ぶ最高演技賞」は、主演のSixTONES松村北斗(29)が、それぞれ受賞し、2冠を達成した。
「夜明けのすべて」は、2019年(平31)に本屋大賞を受賞した、瀬尾まいこ氏の小説の映画化作品で、松村は上白石萌音(26)とダブル主演。パニック障害で苦しみ、転職後もうまくいかない山添孝俊を演じた。上白石が演じた、PMS(月経前症候群)で月に1度、イライラして周囲ともぶつかってしまう同僚の藤沢美紗と、恋愛ではない、同志のとしての情を交わし、互いに前を向いて1歩1歩、歩いて行く姿を演じた姿が、多くの感動を呼んだ。
「ファン大賞」2部門は、ニッカンスポーツコムで10月の1カ月間、ファンの皆さんから受け付けた投票のみで受賞者・作品を決定。「ファンが選ぶ最高演技賞」は候補200人、「ファンが選ぶ最高作品賞」は候補150作品から、それぞれ選んで投票。候補にない俳優、作品も、フォームに自ら記載し、投票することも可能となっていた。
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