<第37回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞(日刊スポーツ新聞社主催、石原音楽出版社協賛)>
今年4回目を迎えたファン参加の賞「ファンが選ぶ最高演技賞」に、SixTONES松村北斗(29)が選ばれた。映画「夜明けのすべて」(三宅唱監督)で、パニック障害を抱えた青年が、少しずつ希望を宿し前進していく姿を演じた。「ファンが選ぶ最高作品賞」にも、上白石萌音(26)とダブル主演を務めた「夜明けのすべて」が選ばれ、2冠に輝いた。
▽松村北斗の受賞コメント
(受賞は)何よりも素直に本当にうれしかったです。この作品を撮っている最中も、どこかの誰かの助けになるような、その後の人生が少しでも生きやすくなるような作品になればと願い、努力しました。チーム全体がそういう方向に向かっていたので、見てくれた方が投票してくれた賞というのは、この映画にとって一番の喜びです。何よりも通じ合えているような賞をいただけた思いです。本当にうれしいです。ありがとうございました。
◆松村北斗(まつむら・ほくと)1995年(平7)6月18日、静岡県生まれ。12年日本テレビ系「私立バカレア高校」で俳優デビュー。同年、同作劇場版で映画初出演。主な出演作にNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」など。待機作に映画「ファーストキス 1ST KISS」(25年2月7日公開)「秒速5センチメートル」(同年秋公開)や、25年1月期日本テレビ系「アンサンブル」。176センチ。血液型B。
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◆夜明けのすべて 月経前症候群で月に1度イライラを抑えられなくなる藤沢さん(上白石萌音)は、同僚の山添くん(松村)に怒りを爆発させるが、彼もパニック障害を抱えていた。周りに支えられて過ごす中で、2人には同志のような感情が芽生え始める。
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