東海 年越しや正月三が日の天気 28日は岐阜県山間部は大雪ピーク 交通に影響も

0

2024年12月27日 13:56  日本気象協会

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日本気象協会

東海 年越しや正月三が日の天気 28日は岐阜県山間部は大雪ピーク 交通に影響も

東海地方の正月三が日にかけての天気と気温です。この期間、岐阜県山間部で特に雪の量が多くなるのは、明日28日です。交通機関に影響が出る恐れもあるため、最新の気象情報と交通情報を確認するようにしましょう。



●今日27日 この後の雪や雨は?


今日27日は、寒気や気圧の谷に伴う発達した雪雲や雨雲が、岐阜県美濃地方の平野部にも流れ込んでいます。山沿いは雪ですが、岐阜県の平野部では、地上付近の気温が高いため雨となっています。13時の気温は、岐阜市で7.3℃、関ケ原町で5.5℃を観測しています。

積雪の深さ【今日27日13時現在】
白川村:62センチ、飛騨市河合:61センチ、飛騨市神岡:36センチ、郡上市長滝:27センチ、高山市:3センチ

今日27日夜にかけても、同じような場所に雪雲や雨雲が流れ込みやすいでしょう。岐阜県山間部を中心に、積雪は更に増える見込みです。名古屋市内も、にわか雨があるなど、変わりやすい天気が続きそうです。


●明日28日〜29日(日)の雪の見通し 寒気のピークは明日28日


【28日(土)】
強い冬型の気圧配置が続き、上空には今日27日よりも強い寒気が流れ込むでしょう。岐阜県山間部では断続的に雪が降る見込みです。気圧の谷に伴う発達した雪雲がかかることもあり、短時間に降るドカ雪に注意が必要です。関ケ原町はうっすら積もる可能性はありそうです。名古屋市内の積雪はないでしょう。
【29日(日)】
岐阜県山間部では雪が続くでしょう。ただ、上空の寒気が次第に緩むため、28日(土)よりも雪の量は減る見込みです。大雪のピークは過ぎていきますが、積雪や路面の凍結による交通障害に注意・警戒し、電線や樹木への着雪、なだれに注意してください。


●30日(月)〜31日(火)の天気 寒さ緩む 山間部では晴れ間も


【30日(月)】
岐阜県山間部も晴れ間が出て、少しホッとできそうです。午前中は、高気圧に覆われてよく晴れますが、午後は低気圧や前線が近づくため、雲が多くなる見込みです。夜は、狭い範囲で天気の崩れはありますが、にわか雪程度でしょう。寒気が一旦北上するため、寒さの緩む所が多くなりそうです。
【31日(火)大晦日】
低気圧や前線が本州付近を通過した後、再び冬型の気圧配置となる見込みです。夜以降、上空に寒気が入ってきますが、28日(土)ほどの寒気の強さではなさそうです。太平洋側は大体晴れて、岐阜県山間部は再び積雪となりますが、大雪の心配はないでしょう。静岡市や津市では、最高気温が15℃前後まで上がる見込みです。年越しは、極端な寒さはないでしょう。


●1月1日(水)〜3日(金)の天気 平野部は初詣日和続く


【1月1日(水)元日】
日本付近は冬型の気圧配置が続く見込みです。平野部は晴れる所が多く、初日の出を拝むことができそうです。岐阜県山間部は、曇りや雪でスッキリしないでしょう。
【2日(木)〜3日(金)】
冬型の気圧配置が続く見込みです。平野部は乾燥した晴天が続き、岐阜県山間部は曇りや雪でしょう。ただ、上空5500メートル付近の寒気の予想に幅がある状況です。予想よりも寒気が強まることもあるため、予想降雪量については、最新の気象情報を確認するようにしてください。



    ニュース設定