人気No.1レースアンバサダーの栄冠を手にするのは? RAアワード2024ファイナリストそれぞれの想い Vol.2

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2024年12月27日 15:20  AUTOSPORT web

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『にしたんクリニック レースアンバサダーアワード2024』ファイナルステージに挑む浜嶋りなさん(左上)、橘京さん(右上)、根岸しおりさん(左下)、鈴乃八雲さん(右下)
 2024年の国内サーキットで活躍したレースクイーン/レースアンバサダー/チームアンバサダーの中から人気No.1を決める『にしたんクリニック レースアンバサダーアワード2024』。ファーストステージを突破した20名により、グランプリの座をかけたファイナルステージの投票が12月17日からスタートした。

 これまではレースクイーンという呼称が定着してきたが、スーパーGTではレースアンバサダー、スーパーフォーミュラではチームアンバサダーと呼称が変更され、東京オートサロンのステージで表彰式が行われる今賞も『日本レースクイーン大賞』から『レースアンバサダーアワード』へと名称を変更。新しい環境下で最初のグランプリを決めることとなる。

『にしたんクリニック レースアンバサダーアワード2024』は、プレ投票により50名がノミネートされ、ファーストステージの投票を実施。12月9日にファイナリスト20名が発表された。

 ファイナルステージの投票は、12月17日よりスタート。レースアンバサダーアワード公式サイト(https://rq-award.jp)では、2025年1月5日まで毎日0.5ポイントの無料投票を受付。ギャルズ・パラダイス公式サイト(https://www.galsparadise.com)での投票は、2024年12月28日と2025年1月5日の2日間にのみ投票日が設定され、それぞれで通常会員は10pts、プレミアム会員は20ptsを1回ずつ投票できる。

 グランプリとアワード受賞者5名、各特別賞の発表は、2025年1月11日に幕張メッセで開催されている『東京オートサロン2025』のイベントステージで実施される『にしたんクリニック レースアンバサダーアワード2024表彰式』にて発表される予定だ。

 WEB投票がスタートする前日となる12月16日には、配信番組でグランプリへの想いをアピールしたファイナリスト20名。それぞれどんな想いでレースアンバサダーアワードに挑んでいるのだろうか?


■浜嶋りな「みんなで楽しい気持ちを持って、最終投票日まで過ごしたい」

 WedsSport Racing Galsとして2024年シーズンを盛り上げた浜嶋りなさん。これが2度目の挑戦でファイナルステージは初進出となる。スーパーGTのGT500クラス名門ユニットの一員ということで実り多き1年を過ごしたと同時にアワード挑戦に対しては相当なプレッシャーを感じていたようだ。

「本当はファイナリストになるのも危ういのではないかと、不安な気持ちが大きかったです。やっぱり人気のチームに入ったのにファイナルステージに上がれないという汚点を作ってはいけないのではないかと……。(エントリーを)辞退しようか悩んだこともありました」

 それでも現地で応援してくれるファンの熱量に後押しされて、ファイナルステージ進出を果たした。

「現地投票でたくさんのファンの方が協力してくれて、先行投票でトップ20に入ってからは『頑張れるかもしれない』と思いました。楽しんでファーストステージを駆け抜けることができましたし、ファイナルステージに進出して、こうしてメダルをいただけたことがすごく嬉しいです」

 ファイナルステージでの目標については「正直、ファイナリストになりたいという気持ちで頑張ってきて、いざそれが叶ってファイナルステージを目前にすると『どうしよう……』となっている気持ちがあります。アワード受賞の5人に残りたいなと思っています」と浜嶋さん。チームから学んだことを胸に刻み、最終日まで突き進んでいきそうだ。

「苦しい時も挑戦し続けるという姿勢を今年このチームで活動させていただいたなかで学ぶことができました。諦めない気持ちを持って、アワード受賞者になりたいですし、OPTION賞など特別賞もあるので、そこも狙っていきたいなと思います」

「もともと自信がないというか、後ろ向きな気持ちになってしまうことが多かったんですけど、せっかくこのチームで1年やらせていただいたので、最後まで強い気持ちを持って、前向きに行って……、みんなで楽しい気持ちを持って、最終投票日まで過ごしたいです」


■橘京「とにかく笑顔で楽しく最後まで頑張りたい」

 2024年シーズンはPacific JLOC Angelsとして活躍した橘京さん。2023年の新人部門でファイナリスト進出経験はあるが、アワード本戦への挑戦は初めて。ファーストステージを勝ち上がりファイナリストの20人に選ばれた。

「レースアンバサダーになって2年目なので、そこでファイナルに残れたのは嬉しい気持ちでいっぱいです。今年は私たちが応援するスーパーGTで88号車VENTENY Lamborghini GT3がGT300クラスのチャンピオンになって、レースアンバサダーとしても負けられないという気持ちになっていました」

「またPacificさんも毎年レースアンバサダーアワード(日本レースクイーン大賞)で賞を受賞される方がたくさんいらっしゃり、私もファイナルステージまでは絶対に行かないといけないと思っていました」

 ファイナルステージでは、アワード受賞者の5人を目指すことはもちろんだが、週刊プレイボーイ賞とヤングチャンピオン特別賞をターゲットにしているようだ。

「ヤングマガジンさんでの賞レースにも出たのですけど、すごく惜しい結果自分としてもすごく悔しい思いをしたので、何とかそれを晴らしたいです。2025年はマルチに活躍できるレースアンバサダーになりたいと思っているので、グラビアのお仕事などいろいろなことに挑戦していきたいです」と抱負を語った。

 さまざまな期待や不安が入り混じるファイナルステージ。橘さんは新人部門での経験を活かして“自分が楽しむ”ことを意識して最終日まで呼びかけを行っていきたいと語る。

「2023年の新人部門ではプレッシャーがすごくて自分自身が楽しめていなくて『けっこうしんどいな……』と思ってやっていました。今回はファンの方も楽しく応援していただきたいなと思うので、お祭りみたいな感じで楽しく盛り上げていけたらいいなと考えています。とにかく笑顔で楽しく最後まで頑張ろうと思っています!」


■根岸しおり「ファンの方たちの気持ちを賞として形にしたい」
 2024年、スーパーGTではJLOC AMBASSADOR、スーパー耐久ではEL Girlsとして活躍した根岸しおりさん。2023年の日本レースクイーン大賞新人部門でクリッカー新人賞を受賞し、レースアンバサダーアワードへの挑戦は今回が初めてとなり、ファイナルステージに見事進出を果たした。

「私はまだ2年目なのですが、素晴らしい先輩方がたくさんいるなかで、こうしてファイナリストの20人に残れたというのは大変ありがたい結果だと思っています。応援してくれたファンの皆さんやチームのメンバーにすごく感謝しています」

「新人賞の時と違って、今回のアワードでは先輩方もいますし、逆に1年目の子も挑戦ができるなど、経緯がさまざまな中で、自分らしさを出しながら『より多くの人に見てもらうにはどうすれば良いか?』というところが難しいと感じています」

「その中でもアワードをきっかけに私を知ってくださった方がいて、チームのメンバーもたくさん応援してくれたので、このアワードに挑戦してファイナリストになれたことはすごく良かったなと思います」

 当初はファイナリストに残れるか不安もあったという根岸さんだが「ファンの方たちから『もっと上にいってほしい!』という気持ちや応援したいという想いをたくさん聞いていたので、その気持ちを賞として形にしたいと思っています」と、今はアワード獲得という目標に向かって気持ちを新たにしている。

 また、根岸さんが2024年に応援したJLOCはスーパーGTで初のGT300タイトルを獲得。さらにスーパー耐久でも、彼女が応援するTEAM NOPROが参戦13年目で初のST-5クラスチャンピオンに輝いた。その波に乗って、自身もアワード受賞という最高の結果を持ち帰りたいと、力が入っている。

「私が今年携わらせていただいている2つのチームがチャンピオンを獲ることができたシーズンでした。その良い流れが私にも来ていると思うので、私自身はもちろんですがチームにも賞を届けたいという想いが強いです。この流れに乗って最終日まで駆け抜けていこうと思っています」

「新人賞の時はクリッカー新人賞をいただけて嬉しかったのですが、グランプリを目指していたので悔しさもありました。その時の悔しさをバネに……、今回は確実にアワード受賞を狙っていきたいです!」


■鈴乃八雲「『応援して良かった』と絶対に思ってもらえるような結果を残したい」


スーパーGTのフロンティアキューティーズとして2024年シーズンを活動した鈴乃八雲さん。ファイナルステージ進出は2022年以来、2度目となる。

「まずはファイナルステージに来ることができて嬉しいです。2年前に初めてファイナリストに残った時に、その先の壁がすごく厚かったというのを覚えていて……、その気持ちが今はミックスしている感じです」

「ファーストステージの時点でどうなるのか不安が毎日にあったんですけど、今年応援しているNILZZ Racingさんには2020年の時にスーパー耐久で起用していただいて、2度目の起用なのでここで結果を出して恩返しがしたいなと思っています。ファイナル進出の連絡をいただいた時は『今度こそは!』という気持ちになっています」

 今回の目標はアワード受賞者の5人に選ばれることだという鈴乃さん。ファイナルステージは“楽しく”をモットーに駆け抜けていくと語った。

「もちろん、ファイナルステージでは毎日の呼びかけはしっかりやっていきたいです。ファンの皆さんには負担をかけてしまうかもしれませんが、オートサロンのステージで『応援して良かった』と絶対に思ってもらえるような結果になるように……一緒にみんなで団結して楽しくいきたいです」

「チームのモットーが“楽しく行こう”なので、楽しむという気持ちを持って最終日までいきたいなと思います。2年前にファイナルを挑戦した時は辛い気持ちやプレッシャーに囚われすぎたので、今年は楽しむことを意識したいです!」


 ファイナルステージの投票は1月5日まで実施。1月11日の東京オートサロン2025で行われる表彰式には、どのレースクイーンたちが登壇するのか? ファイナリストたち20名に注目してほしい。

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