【映画大賞】草笛光子、初の主演女優賞「こんなに素晴らしいお花を…素晴らしいスタッフでした」

1

2024年12月27日 19:33  日刊スポーツ

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

主演女優賞に輝き笑顔をみせる草笛光子(撮影・横山健太)

<第37回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞(日刊スポーツ新聞社主催、石原音楽出版社協賛)>



草笛光子(91)が初の主演女優賞を受賞した。27日に日刊スポーツ公式YouTubeチャンネルでプレミア配信された特別番組内で発表された。


草笛は主演映画「九十歳。何がめでたい」(前田哲監督)では、毒舌小説家をチャーミングに演じた。主演女優賞は人生初の栄誉。日刊スポーツ映画大賞の主演女優賞では、1995年(平7)の第8回、「午後の遺言状」で受賞した杉村春子さんの89歳を上回る最高齢受賞となった。


▽草笛光子の受賞コメント


ありがとうございます、こんなに素晴らしいお花をいただきまして。もう、素晴らしいスタッフでしたから。それだけのことをしていただいて、私が(ここに)立って「ありがとうございました」と言える。これが、すごいことです。


主演女優賞、(真顔で)何がめでたい?


◆草笛光子(くさぶえ・みつこ)1933年(昭8)生まれ、神奈川県出身。50年松竹歌劇団に入団。58年、テレビ草創期の音楽バラエティー「光子の窓」の司会に。60年に作曲家の芥川也寸志氏と結婚も2年で離婚。テレビドラマでは石井ふく子プロデュース、橋田寿賀子脚本作品に多く出演。ミュージカル界のパイオニアであり、「私はシャーリー・ヴァレンタイン」などで芸術選奨を3度受賞。


◆九十歳。何がめでたい 断筆宣言をし、鬱々(うつうつ)と日々を過ごす、90歳の作家・佐藤愛子(草笛)。ある日、中年のさえない編集者・吉川真也(唐沢寿明)が執筆依頼を持ち込む。エッセーは大反響を呼び、愛子の人生は90歳にして大きく変わり始める。

    ランキングエンタメ

    前日のランキングへ

    ニュース設定