全国の受験生を全力で応援するコーナー「応援部 宣言メイト! supported by カロリーメイト」(毎週金曜 22:07頃〜)では、パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)こと“こもり顧問”と、水曜〜金曜を担当するアンジー教頭こと“アンジー副顧問”、さらには月替わりの“特別コーチ”が、受験生を応全力で応援していきます。
12月は、現役東大生で医学部6年生の上田彩瑛(うえだ・さえ)さんが特別コーチを担当。12月20日(金)の放送では、東京大学を目指す生徒(リスナー)と直接電話をつなぎ、このタイミングでできることについてアドバイスを送りました。
(左から)こもり校長、上田彩瑛さん、アンジー教頭
2000年生まれ、大阪府出身の上田さん。東京大学のなかでも最難関と言われる理科三類に現役で合格し、1年生で「東大ミスコン2019」でグランプリを受賞。その後、医学部に進学し、現在は東京大学医学部6年の現役大学生です。
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アンジー教頭:まずは受験にまつわる宣言を聞かせてください!
リスナー:はい。僕は東京大学理科一類に現役合格します!
アンジー教頭・上田先生:おお!
こもり校長:東京大学! 理科一類ということで、東京大学に入った際には上田先生の後輩ですね。ちなみに、今の夢は何なの?
リスナー:東京大学工学部の、音響工学を学びたいです。僕、最近乃木坂46先生のファンになって。
こもり校長:いいね!
リスナー:乃木坂46の公式YouTubeでライブの映像とかが公開されてたり、あとはニュースのエンタメのコーナーとかでもけっこう取り上げられたりするんですけど、音楽とアーティストの方に技術が融合することで、そこにしかないものすごい雰囲気が作れるんだと感じたんですね。なので、自分のなかで“これだ!”と至りました。
こもり校長:音響工学に入ると何を学べるの?
リスナー:音がどんな感じで鳴るのかとか、人の五感に合う音がどんな感じなのかを学べます。
こもり校長:そういったことを勉強して、将来は音響の仕事やってみたい?
リスナー:そうですね。音響エンジニアという職に将来は就きたいなって思っています。
こもり校長:なるほどね。でも、東京大学理科一類ってすごい難関じゃない? どんな手応えなの?
リスナー:共通テストはそこそこなんですけど、記述試験はよくてC判定、DかEかぐらいなんですよね。まだあまり手ごたえがない感じです。
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上田先生:まだ現役生なので。現役生って秋から冬、受験直前まで伸びるって言われています。たぶん、この模試って秋に受けている模試ですし、そこからめっちゃ勉強するんですよね。私も秋はA判定じゃなかったので、希望は全然あると思っています。「現役生は伸びる」という言葉を信じれば、自分が頑張ったもん勝ちなんで。模試なので、全然大丈夫だと思っています。
――上田先生「結局、テストは戦略です」
こもり校長:今、不安に思ってることはどこら辺なの?
リスナー:東京大学の問題って難易度的にはめちゃくちゃ難しいのもあるんですけど、そこそこ難しいものをどれだけ短い時間で処理できるかが重要だと僕のなかでは思っていて。それが理科、特に物理なんですけど、あとは数学とかで、そういう短い時間での処理がまだうまくできていないのが悩みです。
こもり校長:そういうのって、どういう練習をするのがいいんですかね?
上田先生:時間が足りないっていうのは、もう練習をしていくしかないかなと思っていて。私はその練習をするときに、「どれぐらい時間をかけたか」けっこうメモしていました。「問題1問解くのにだいたい20分かかった」みたいな感じで、ストップウォッチを絶対につけて勉強していました。
だいたい25分ぐらい経って解けなさそうだったら、諦めてやめるっていう練習もしていましたね。あとは、頑張って時間内に解ききる練習もしました。時間を意識する勉強を積み重ねることによって、自分のなかでも体内時計みたいなのが出てくると思います。最後のほうはもう、基本的にはそういう訓練を繰り返しやるしかないのかなと思います。
こもり校長:そうですよね。タイマーで測りながら練習を重ねてくと、感覚で「これぐらい時間がかかっても解けないんだったら、もう捨てたほうがいいな」みたいな判断もできますし。そこの捨てる・拾うの線引きを決める練習になるってことですよね。
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――上田先生「まずは落ち着くことが第一です」
こもり校長:先生に何か聞いてみたいこと、相談したいことってある?
リスナー:数学の問題とかで見たことのない問題が出たときに手が止まってしまうというか、どう考えたらいいのかわからなくなります。そういうときの対処が聞きたいです。
上田先生:見たことない問題が出るというのは、たぶん往々としてあると思います。ただ、受験勉強の範囲はある程度決まっていて、みんなが解いてきている問題ってだいたい一緒だと思うんですよ。なので、ある程度自分に自信があれば、「自分が見たことないってことはみんなも見たことない」ってことなんですね。ですから、“焦った者負け”なんですよ。
「みんなも絶対焦ってる。だから僕も焦って大丈夫だ」「でも、僕は落ち着くぞ」と思えた時点で、まずは第一段階クリアです。焦り続けるとあとにも尾を引いちゃうので、まずは落ち着くことが第一です。
2つ目。出題者は何かの力を測りたくて出している問題なので、「この出題者は何を聞きたいのか?」というメッセージを読み取ることが大事かなと思います。問題文って短いと思うんですけど、要所要所から「自分の得意な問題の解き方に当てはめられるかな?」みたいなことを落ち着いてできると、簡単になるのかなと思いました。
リスナー:ありがとうございます!
こもり校長:めちゃくちゃ具体的!
アンジー教頭:人生においても使えそう。
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12月20日(金)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年12月28日(土)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、COCO教頭(CRAZY COCO)/月曜〜火曜、アンジー教頭(アンジェリーナ1/3・Gacharic Spin)/水曜〜金曜
放送日時:月曜〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/
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