スーパーGT・GT300クラスに参戦するPACIFIC RACING TEAMは12月27日、人気VTuberグループ『ぶいすぽっ!』とタイアップした“PACIFIC×ぶいすぽっ!レーシングプロジェクト”が、2024年シーズンをもって終了することを公式SNSで明らかにした。
今季は新たに結成された阪口良平と冨林勇佑のコンビに、第3ドライバーとして藤原優汰を加えたドライバーラインアップで全8ラウンドを戦ったPACIFIC RACING TEAM。同チームと、競技ゲーム配信VTuberグループのぶいすぽっ!のコラボレーションは2023年に始まっている。
同年に登場し阪口とスーパーGT初の中国人ドライバーとなったリアン・ジャトンがステアリングを握った9号車PACIFIC ぶいすぽっ NAC AMGには、左右のドアに3名ずつ計6名のぶいすぽっ!所属タレントが描かれ、国内最高峰のGTシリーズでも人気の一台に。
コラボ2年目を迎えた2024年は前述のドライバーラインアップを敷き、注目のマシンカラーリングもパワーアップ。初年度のブラック基調からホワイトを基調に変わるとともに、スピード感を演出するブルーとパープルのラインが入りその中に橘ひなのさん、夢野あかりさん、胡桃のあさん、神成きゅぴさん、藍沢エマさん、花芽なずなさんという6名のメンバーのイラストが描かれた。
そんな今季は8戦中6戦でポイントを獲得し前年を上回るチームランキング23位となったが、新年を迎える直前のこのタイミングで、2年間にわたったコラボレーション・プロジェクトの終了が伝えられることとなった。
PACIFIC RACING TEAMは27日、公式X(旧Twitter/@pacificracing)更新し、チームのファンやぶいすぽっ!のファンに向けて次のようなメッセージを発信している。
「PACIFIC×ぶいすぽっ!レーシングプロジェクトは、今シーズンをもってタイアップを終了いたします」
「2023シーズンから2年間にわたり #ぶいすぽパシレー を応援してくださり、誠にありがとうございました!」
「2025シーズンの活動にも是非ご注目ください!」
この段階では来シーズンに向けた具体的な動きは見えていないものの、これまでも多くのタイアップ実績のあるPACIFIC RACING TEAMなだけに、2025年に向けた新プロジェクト、または新たなパートナーの登場に期待したいところだ。