2024年が終わろうとしている。1月1日の能登半島地震、翌2日には羽田で日航機が炎上するなど不穏な年明けとなった。しかし米アカデミー賞に日本の2作が受賞、パリ五輪では海外の夏季五輪では最多となる45個のメダルを獲得、大谷翔平が米リーグ初の「50-50」達成とうれしいニュースも。そんな2024年を振り返り、『週刊女性』『週刊女性PRIME』が目撃してきた今年のニュースをお届けする。
6月4日から9都市24公演を開催する全国ツアーが始まった“トニセン”こと20th Century。V6の年長組メンバーだった坂本昌行、長野博、井ノ原快彦の3人組でグループ活動を続けている。
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「井ノ原さんは、主演を務めるテレビ朝日系の人気ドラマ『特捜9』の最新シリーズが6月5日に最終回を迎えたばかり。一方で、4月から始動した『STARTO ENTERTAINMENT(以下STARTO社)』でCMOという“最高マーケティング責任者”に就任しています」(スポーツ紙記者)
アイドル、タレント、俳優、所属事務所の取締役と1人何役もこなすイノッチだが、STARTO社に所属する若手タレントの間では、こんな話が広まっているとか。
「井ノ原さんは、僕たちのようなCDデビュー前の若手タレント育成やプロデュースをする会社の社長でしたが、実はすでに辞任しているんです。新会社の設立や、ドラマやツアーがあって忙しいのでしょうが、どうして社長辞任を発表しないのかなって……」(ジュニアの1人)
滝沢秀明が初代社長の『ジャニーズアイランド』
もともと芸能活動を引退した滝沢秀明から、若手育成やプロデュースを行う『ジャニーズアイランド』の社長を井ノ原が引き継いだのは、2022年9月のこと。2023年9月と10月には、故ジャニー喜多川氏の性加害問題についての記者会見に、東山紀之らと一緒に出席した。同時期にジャニーズ事務所は『SMILE―UP.』に社名変更。同社の副社長に就いたのが井ノ原だった。
同年11月には、ジャニーズアイランドは『Annex』に社名を変更。引き続き、社長は井ノ原が務めていた。
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「2023年11月7日には、トニセンの公式X(旧ツイッター)で、Annexの社員から“社長就任1周年を祝われた”という井ノ原さんのうれしそうな写真が投稿されていました」(前出・スポーツ紙記者)
次々と入れ替わるSTARTO社の人事
2023年12月8日、井ノ原はSMILE―UP.副社長を退任したと報告。今年4月10日、井ノ原のSTARTO社“CMO”就任が発表された。
「STARTO社の始動と同時に、ジュニアもSTARTO社に所属して、若手タレントの育成部門を新設すると発表がありました。その直前の3月末に、井ノ原さんはAnnexの社長を辞任したようです」(芸能プロ関係者、以下同)
Annexの会社登記を確認すると、たしかに井ノ原は辞任ずみ。代わって代表取締役に就任したのはSMILE―UP.の取締役の1人だった。
「どうやら、Annexは閉鎖するための事務処理が残っているようです。井ノ原さんはSTARTO社で、引き続き若手タレントの育成業務を行っているようです」
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井ノ原は若手にとっての希望の星であり続ける。