2024年の国内サーキットで活躍したレースクイーン/レースアンバサダー/チームアンバサダーの中から人気No.1を決める『にしたんクリニック レースアンバサダーアワード2024』。ファーストステージを突破した20名により、グランプリの座をかけたファイナルステージの投票が12月17日からスタートした。
これまではレースクイーンという呼称が定着してきたが、スーパーGTではレースアンバサダー、スーパーフォーミュラではチームアンバサダーと呼称が変更され、東京オートサロンのステージで表彰式が行われる今賞も『日本レースクイーン大賞』から『レースアンバサダーアワード』へと名称を変更。新しい環境下で最初のグランプリを決めることとなる。
『にしたんクリニック レースアンバサダーアワード2024』は、プレ投票により50名がノミネートされ、ファーストステージの投票を実施。12月9日にファイナリスト20名が発表された。
ファイナルステージの投票は、12月17日よりスタート。レースアンバサダーアワード公式サイト(https://rq-award.jp)では、2025年1月5日まで毎日0.5ポイントの無料投票を受付。ギャルズ・パラダイス公式サイト(https://www.galsparadise.com)での投票は、2024年12月28日と2025年1月5日の2日間にのみ投票日が設定され、それぞれで通常会員は10pts、プレミアム会員は20ptsを1回ずつ投票できる。
グランプリとアワード受賞者5名、各特別賞の発表は、2025年1月11日に幕張メッセで開催されている『東京オートサロン2025』のイベントステージで実施される『にしたんクリニック レースアンバサダーアワード2024表彰式』にて発表される予定だ。
WEB投票がスタートする前日となる12月16日には、配信番組でグランプリへの想いをアピールしたファイナリスト20名。それぞれどんな想いでレースアンバサダーアワードに挑んでいるのだろうか?
■三宝愛久奈「自分で可能性を潰したくない」
2024年はGAINER SiegとしてスーパーGTの舞台で活躍した三宝愛久奈さん。アワードへのエントリーが初めてというなかで、見事ファイナルステージに進出した。
まずはファイナリストに選ばれたことについて「とてもビックリしています」と開口一番に語った三宝さん。初めての賞レース挑戦は不安と驚きの連続だったという。
「モビリティリゾートもてぎの先行投票初日にギャルパラブースにお邪魔して投票の呼びかけをしたんです。とにかく緊張して、ただ頭に思い浮かんだことを話して、そこでやり尽くした感がありました。そうしたら、2日目にスポンサーステージのために移動していたら、目の前から歩いてくるファンの方がスマートフォンの画面を見せてくれて『投票したよ!』と教えてくれました」
「先行投票の結果を見て、まさか自分の名前があると思っていなくて……。名前があった時は『みんなのおかげだな』と思い、言い表せないような感情になって、テンションが高ぶりました。『ここまで来たら、自分もやれるところまでやろう』と思って、毎日のSNS更新と呼びかけを行いました」
「途中に挫けそうになった時もありましたけど、(ファーストステージの)最終日まで駆け抜けて、発表があった時は、泣いちゃいましたね」
ファイナルステージでは、特に狙っている賞があるというよりも、ファンの期待に答えるべく“ひとつでも上を目指したい”という想いが強いようだ。
「どれも素晴らしい賞ばかりなので、何を狙おうか考えましたけど……。応援してくれる人はどんなに苦難があったとしても絶対に上を目指してほしいと思っていると思うので、自分で可能性を潰したくないなと思います。だから……ひとつでも上を目指してできることをやっていきたいです」
「今ここにいられるのも応援してくださっているファンの方のおかげなので、感謝の気持ちを忘れてはいけないなというのと、人とのつながりを大事にしていきたいです。それを考えながら自分のやれることは精一杯努力して、最後まで頑張っていこうと思います!」
■小湊美月「応援してくれる皆さんを信じるしかない」
2024年はMobil1レーシングサポーターズとして、スーパーフォーミュラ、スーパーGT、スーパー耐久と各カテゴリーで活躍した小湊美月さん。新人の時から常にファイナリストに名を連ねているが、今年は並々ならぬ決意があるという。
「今年は決意を固めるのに、例年より時間がかかって……今ここにいます。でも、PR放送に来ると『頑張らなきゃな!』という強い気持ちが出てきています。とはいえ、毎回何が起こるか分からないから不安でしたし、ファイナリストになれるありがたさも人一倍分かっているので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」
「目標は大賞(アワード)を獲りたいと思っています。他の特別賞も獲ったことがないので、それも目指していければなと思います」と小湊さん。まだ東京オートサロンのステージに立ったことがないとのことで“ファイナリストからその先へ”という想いは年々増しているようだ。
「本当に、ここ数年の年末年始は気持ち的に穏やかではないんです(苦笑)。今年はチームの方からも連絡をいただいたので『頑張らなきゃな!』という想いが強いです」
「応援してくれる皆さんを信じるしかないので、みんなを信じて毎日呼びかけをしています。もしかすると『今年もかぁ』と思われるかもしれませんが、今年もみんなにお願いしながら頑張っていきたいです!」
■廣川エレナ「『さらに応援したい』と思ってもらえるレースアンバサダーになりたい」
2024年はスーパーGTでD'stationフレッシュエンジェルズ、スーパー耐久ではHitotsuyamaレースアンバサダーとして活躍した廣川エレナさん。2022年にレースアンバサダー復帰を果たして以降は毎年賞レースにチャレンジしてきて、今回が復帰後の初ファイナリストとなった。
「1年前くらいから、今回のアワードに向けて照準を合わせて活動してきたというか、より多くの方に『応援したい』と思ってもらえるように、自分のことをたくさん知ってもらおうという努力の場をたくさん作ってきました」
「それがファーストステージでは、昨年や一昨年の自分では考えられなかったくらいの雑誌投票をいただいて、自分が掲げてきた目標をファンの方も感じて応援してくれたんだなというのを実感して、自分の努力が形になったのがファイナル進出だったと思います」
「まだこれからですけど、たくさんの方のおかげだし、自分がやってきたことが認めてもらえたような気がして……m今までの自分を超えられたような感覚です」
そうファーストステージを振り返った廣川さん。ファイナルステージに向けては他のレースアンバサダーとは少し違う考えで望んでいる。
「私はいつかグランプリを獲りたいという気持ちを強く持っています。そのための今回の挑戦というか『いつかの夢のための今』みたいな感じ。そこに対して今の自分がどれだけやれるのか……。将来に対しての挑戦だと思っています」
「このアワードのファイナルステージを通して『さらに応援したい』と思ってもらえるレースアンバサダーになれるように、学びの場にもしたいですし、たくさんの方に知ってもらうことがグランプリへの道だと思っています」
「もちろん今年も上を目指していきますし、個人的にはメディバンネップリ賞を獲りたいと思っています。そうした中で“未来のための今年”というイメージが大きいです」
■村上楓「ファイナリストに残れたのは大きな一歩」
2024年はapr VictoriaとしてスーパーGTの舞台で活躍した村上楓さん。彼女もファイナルステージの進出は初めてとなる。
「まさかファイナルに残れると思っていなかったので、ビックリました」と村上さん。ファーストステージは不安との闘いだったという。
「私は6年目になりますが、これまで大賞へ挑戦したことがなかったので、出ることを決意した時にファンの方がビックリしていました。その中で『応援する!』と言ってくださったファンがいたので、私も頑張ろうと思ってここまで来ました」
今回、アワード挑戦というのが村上さんをはじめファンの間でも大きなトピックとなったが、挑戦を決めた想いについては、このように語ってくれた。
「今いるapr Racingがすごく良いチームで大好きなんです。今年レースアンバサダーを継続させていただいた中で、私には何か結果を残してきたことがないなと思って……。ファイナリストに残れたのもひとつの結果ではありますけど、もっと上を目指して結果を残したいなと思っています。それでチームに恩返しがしたいなと思っています」
「あと6年もやっているのに村上楓を知らない人もたくさんいるんだなと感じています。長く続けていくためにはそれだけではダメだなと思って、知名度も上げたいしファンの皆さんも増やしたいです」
「ファイナリストに残れたのは大きな一歩だと思っていますが、20人いるなかで賞を獲らないと認知してもらえることは難しいのかなと思っています」
ファイナルステージでの目標は「もちろんアワードの5人に入りたいなと思っていますが、あとはオプション賞も獲りたいです!」と村上さん。そこに向かっての投票呼びかけが始まっている。
ファイナルステージの投票は1月5日まで実施。1月11日の東京オートサロン2025で行われる表彰式には、どのレースクイーンたちが登壇するのか? ファイナリストたち20名に注目してほしい。