大晦日「見る気がしない」特番ランキング! 2位『逃走中』を抑えたまさかの1位は?

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2024年12月28日 06:11  web女性自身

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‘24年も残りわずかとなり、大晦日が近づいてきた。大晦日といえばバラエティやドラマ、音楽番組など多様な特別番組が放送され、視聴者を楽しませる。



家族でテレビを囲んで一年の締めくくりを感じたり、定番番組を観ることで世代を超えた共通の話題が生まれたり、さらには一人でのんびり過ごしたりとさまざまな視聴スタイルが想定される大晦日。特番自体も、時代に合わせて変化している。



しかし、すべての特番が視聴者に支持されるわけではない。今年も様々な番組が企画されている中で、特定の番組には「見る気がしない」という声も少なくない。では、大晦日に見たいと思われているテレビ番組はどれなのか? そして、見たいと思われていない番組はどれなのか? 500人を対象に調査を行った。今回は、「見る気がしない」特番について発表する。



まず第3位は20時から放送される『N響「第9」演奏会』(NHK Eテレ)だ。大晦日のクラシック音楽の定番番組となっている「第9」演奏会。今年はN響首席指揮者として3年目となるファビオ・ルイージ(65)がタクトを握り、大晦日の夜を厳かに盛り上げるという。



しかし、今回のアンケートでは《クラシック音楽に興味がないから》《興味がないので》《興味がないから》との声が寄せられ、クラシック音楽に対して興味のない視聴者が多数いるようだ。なかには《音楽じたい興味がなく、ほかにおもしろい番組があるので》と音楽番組そのものに興味がないという人も。



クラシックファンにとっては年末の恒例番組となっているが、そうでない人にとっては関心が薄い番組のようだ。



続いて、第2位は17時から放送される『逃走中〜大みそかSP〜』(フジテレビ系)だった。限られたエリアの中で、ハンターから逃げた時間に応じて賞金を獲得するゲームの様子を放送する『逃走中』。『大みそかSP』では神尾楓珠(25)やアンガールズの田中卓志(48)、ヒコロヒー(35)、さらにK-POP界からKARAの知英(30)やNCT 127のユウタ(29)とドヨン(28)が参加。また体操男子団体の橋本大輝(23)などパリ五輪出場の日本代表選手も参戦する。



今年で番組放送開始から20周年を迎える『逃走中』だが、アンケートでは《何が面白いのかわからないから》《面白さがよくわからない》《逃走している人たちだけの姿見ても面白くない》と、企画自体を面白がれないという声が。また、元々は好んで見ていた層からも、20年の歴史の中で《いつも同じ展開でつまらない》《放映日が別に大晦日じゃなくても良いと思うし、逃走中の内容自体に飽きたから》と「飽きた」という声も多数寄せられた。



視聴者がマンネリを感じるのは、長寿番組の宿命ともいえる。『逃走中〜大みそかSP〜』は、大晦日という特別な夜にふさわしい内容となるのか。視聴者が「飽きた」という声を上回るような驚きや感動を届けられるかが、注目される。



そして、まさかの第1位は『第75回 NHK紅白歌合戦』だ。音楽番組だけでなく、大晦日に放送される特別番組の代表格と言える紅白。今年はILLITやtuki.(15)、こっちのけんと(28)やDa-iCE、Creepy Nutsといった初出場組から特別枠としてB’zや玉置浩二(66)、米津玄師(33)といった豪華アーティストが出演する。



またゲスト審査員を『名探偵コナン』の作者である青山剛昌(61)や内村光良(60)、来年の大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の主演・横浜流星(28)や来年前期の連続テレビ小説『あんぱん』で主人公の妹役を演じる河合優実(24)らが務めることが発表されている。



音楽業界のみならず多方面での豪華な面々を揃えた紅白だが、長年放送されてきたことによる「マンネリ化」が課題のようだ。アンケートでは《昔ほど面白くなくなったので》《面白くなさそうだから》《マンネリなので》《マンネリしすぎて退屈》と辛辣な声が。長寿番組であるがゆえに、変化の少ないフォーマットや演出に飽きを感じる視聴者が増えているようだ。



また、若い世代はSNSやストリーミングサービスを中心に音楽を楽しむ傾向が強く、紅白のようなテレビ主導の音楽番組から離れるケースが増加。若者向けの楽曲を入れようとすると、どうしても世代を超えて知られるアーティストが少なくなってしまうという音楽業界の現状も番組への評価に影響しているようだ。そのため《全く知らない歌手の方が多すぎて売れている歌手が出ない》《聞いた事もないようなア−ティストばかりだから》《どの基準で選んでいるか分からない》《出場歌手に疑問があるから》と出演者の選定を疑問視する声も寄せられていた。



今年のテーマは「あなたへの歌」だが、多くの人に“歌”は届くだろうか?

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