のん(31)が28日、東京・新宿ピカデリーで行われた主演映画「私にふさわしいホテル」(堤幸彦監督)公開記念舞台あいさつで、今年1年について聞かれ「詰め込みすぎで、カラカラ…海に飛び込みたい」と評した。
「私にふさわしいホテル」は作家・柚木麻子氏の小説を実写化。のんが、新人賞を受賞も滝藤賢一(48)演じる大御所作家・東十条宗典から酷評され、小説を発表する場も得られない不遇の新人作家・中島加代子を、田中圭(40)が加代子の大学先輩の編集者・遠藤道雄を演じた。加代子が文豪に愛された憧れの東京・山の上ホテルに宿泊した際、上階に東十条が宿泊していることを知り、遠藤の手引きで東十条の執筆を邪魔し、締め切り日に文芸誌の原稿を見事、落とさせ、因縁の対決に突き進んでいく物語。
のんは、役どころについて聞かれ「小説にかける情熱だけは、すごく純粋で、それ以外はどう思われてもいい、純粋さのかけらもないイメージ」と評した。撮影を振り返り「すごく楽しかったですね。普段、言えないような暴言を吐いたり、東十条先生と首を絞め合ったり、先輩とのシーンはハラハラ…」と笑みを浮かべた。印象的なシーンについて聞かれると「東十条先生と家族のシーンがお気に入りです」と、滝藤が演じた東十条の自宅を訪れ、若村麻由美(57)が演じた東十条の妻千恵子、高石あかり(22)が演じた娘美和子と食事したシーンを挙げた。
若村からは「お着物がすてきで、きれい、と思った。お着物の値段が…のんちゃんから言った方が」と促された。堤幸彦監督(69)も「500万の設定」と補足すると、のんは「800万。それで、怖くて…しょうゆがこっちに倒れてきて、危機一髪で回避しました」と高価な衣装の着物に、しょうゆをこぼしそうになったと明かした。
劇中で、加代子が東十条の執筆を邪魔する中で、東十条のホテルの室内でシャンパンを頭上に掲げ「文豪コール」を叫ぶ、作品を代表する1シーンがある。舞台あいさつの中で、のんがそのシーンを再現した。
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<歌詞> 逍遥(しょうよう)
四迷(しめい)に
鴎外(おうがい)
露伴(ろはん)
国木田(くにきだ)
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荷風(かふう)に
漱石(そうせき)
藤村(とうそん)
花袋(かたい)
白秋(はくしゅう)
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潤一郎(じゅんいちろう)
芥龍(あくたりゅう)
川端(かわばた)
太宰(だざい)に安吾(あんご)
三島(みしま)
遠藤(えんどう)
大江(おおえ)に司馬(しば)で
おおおおおおおお〜
むら(村上)
むら(村上)
文豪(ぶんごう)
五木(いつき)×4
一気!×4
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