12月18日に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の「名探偵津田」回が、民放公式テレビ配信サービス「TVer」で再生数429万回を突破。これまでのバラエティ番組における再生数の歴代最高記録を更新した。
そうした人気のバラエティ番組があるいっぽうで、視聴者からの支持を得られていない番組も。そこで本誌は20〜60代の「バラエティ番組を週に1回以上見る」という男女500人にアンケートを実施。嫌いなバラエティ番組を調査した。
第3位となったのは、『有吉の壁』(日本テレビ系)。
若手芸人たちがお題に沿って「即興ネタ」や「なりきり芸」などを披露し、MCの有吉弘行(50)が「○」「×」の札で判定するというロケバラエティ。不定期の特番だったが20年にレギュラー化し、現在は毎週水曜日の夜7時からゴールデンタイムで放送されている。
22年には映画化するなど番組人気が伸びた時期もあったが、近年は視聴率が低迷気味だ。画面越しにも有吉や芸人たちの仲の良さが伝わってくるいっぽうで、番組特有の“内輪ノリ”に嫌悪感を示す人も一定数いるようだ。
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《芸人さんがネタ見せでガヤガヤ騒いでるだけしか見えないからです》
《悪ふざけすぎると思うから》
《芸人のよさを活かせていない》
《有吉が好きではない 年下の芸人のイジり方がイヤ》
続いて第2位は、『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ系)。
毎週土曜の19時から放送されている同番組は従来のドッキリ番組とは違い、芸能人が今までになかったドッキリを本気で考えて、芸能人をひっかけるというコンセプトだ。番組からは数々の名物ドッキリ企画も生まれており、特にSnow Manの向井康二(30)扮するヒーロー・マッサマンが逆バンジーをかけた記憶力ゲームに挑むコーナーは人気を博している。
しかし、今年11月にはお笑いコンビ「タイムマシーン3号」の山本浩司(45)が収録中に滑って転倒し、肋骨を骨折。ターゲットが全力で体を張る姿が好評ないっぽうで、コンプライアンスぎりぎりを攻めた過激な企画への批判は少なくなかった。
《見ていて「危ない」「不快」と思う場面があり、それ以来見ていない》
《痛々しい番組だと思います》
《ドッキリというのが時代遅れだし、ヤラセ臭くてつまらない》
《オチまで引っ張る感じがしつこくて見なくなりました》
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そして、残念ながら第1位に選ばれてしまったのは、『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)。
星ひとみ、シウマ、木下レオンなどの有名占い師がゲストの芸能人を占う番組だ。23年10月から今年9月までは毎週火曜日の夜8時に放送されていたが、現在は深夜枠へ移動となっている。
占い師の鑑定によってゲストの本音や知られざる素顔が引き出されるのが番組の見どころで、その的中率の高さもたびたび話題となっている。しかし、良くも悪くも番組の出来が毎回のゲストに依存してしまうという点がネックとなり、万人受けはしていないようだ。
《興味のないゲストだと見なくてもいいかなと思ってしまう》
《そもそも他人の占いや運勢に興味がないから》
《芸能人の占い結果を聞くだけだから》
《BGMがうるさい》
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