「“毒親”だと思う“朝ドラのお父さん”」ランキング…2位『ブギウギ』抑えた圧倒的1位は“娘の金を盗むダメ親父”【2024年ベスト格付け】

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2024年12月29日 11:10  web女性自身

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大谷翔平が電撃婚&「50-50」達成、与党が衆院選で大敗、トランプ前大統領が返り咲くなど、国内外問わず衝撃的なニュースが相次いだ2024年。『WEB女性自身』ではスクープを配信するとともに、世間の声に耳を傾けた“好感度調査”企画にも力を入れてきた。芸能人・テレビ番組の“好き嫌い”やキャスターの“評価”…さまざまなランキング記事の中で、とりわけ反響の大きかったものを改めて紹介する。(以下、WEB女性自身2024年5月11日配信)※年齢は配信当時のママ



日本初の女性弁護士で、後に裁判官を務めた三淵嘉子さんをモデルに描くNHK連続テレビ小説『虎に翼』。5月10日の放送回では、ついに伊藤沙莉(30)演じるヒロイン・猪爪寅子が高等試験に合格をはたし、「日本初の女性弁護士誕生」と盛り上がる様子が描かれた。道を切り拓いていく寅子を見守るのが、母・はる(石田ゆり子)と父・直言(岡部たかし)だ。帝都銀行で経理課長職を務めていた直言は、贈賄の容疑で逮捕・起訴されてしまうものの、寅子たちの尽力もあって無罪を勝ち取った。困難を乗り切った“家族の絆”は多くの視聴者の涙を誘った。



朝ドラヒロインの父親といえば、子どもをやさしく見守る存在であることが多いが、物語によっては自分勝手で家族を振り回すトラブルメーカーだったり、夢に向かう主人公の前に立ちはだかる“壁”であったりも。その姿は、ときに“毒親”のような印象を視聴者に与えることも。



今回本誌は、「朝ドラ(2000年以降に放送された作品)に登場する、“毒親だと思う”お父さん」についてアンケートを実施。どの主人公の父親が印象に残っているのかを調査した。上位5人の名前と、よくない印象を持った理由をみていこう。



第5位にランクインしたのは、『おかえりモネ』の清原果耶演じるヒロイン・百音の父である永浦耕治(内野聖陽)。娘を思う気持ちが強すぎて、自身と離れた場所で働く百音を実家に連れ戻そうとする行動に出たことも。物語では“子離れできない父親”の姿がいくつも描かれた。



そんな耕治が“毒親”に映った理由としては、



《過保護すぎるところ》
《干渉しすぎ》
《怖い感じが全面に出ている》



といった回答が寄せられた。



続いて第4位には『スカーレット』のヒロイン・川原喜美子(戸田恵梨香)の父親である川原常治(北村一輝)の名前が。常治は頑固で亭主関白、「昭和の父」といえるキャラクター。言動に身勝手なところもあり、借金の返済のために、喜美子が貯めていたお金に手を出してしまったシーンはネット上などで多くの非難の声があがった。



常治については、



《すごいいい加減なお父さんの感じがしたから》
《頑固で亭主関白だから》
《自分勝手で言動に角があるところ》
《無茶苦茶だった》



など、やはり厳しい声が集まった。



第3位には、『オードリー』のヒロイン・美月(岡本綾)の父親である佐々木春夫(段田安則)が入った。米国育ちの翻訳であり、美月にオードリーという英語名をつけた。美月は人前で名前を呼ばれることを嫌がるが、春夫は意に介さず。また、元恋人で旅館の女主人・吉岡滝乃(大竹しのぶ)に幼い美月を取り上げられ、妻・愛子(賀来千香子)が狼狽するも、事態を収拾しようとはしなかった。



春夫のキャラクターについては、



《娘をほったらかしだから》
《嫌みで性格が悪そう》
《変わりものだから》



などの指摘が。『オードリー』は現在再放送中だ。



第2位には、趣里が演じた『ブギウギ』のヒロイン・スズ子の父・花田梅吉(柳葉敏郎)がランクイン。スズ子の母・ツヤ(水川あさみ)が亡くなった後、寂しさを紛らわすために、かつて目指していた映画の脚本家になる夢をかなえようと一念発起するも、すぐに放り出し酒に溺れてしまった。その姿はスズ子を深く悲しませた。家族思いではあるものの、“飲んだくれのダメ親父”のイメージが勝ってしまった人も少なくないようだ。



そんな梅吉に関しては、



《母の亡くなった後、酒を飲んだくれてダメな親父の印象が強かった》
《働いていない》
《お酒で性格変わるから》
《自由気ままなところ》



などの声が上がった。



そして、断トツで“毒親”のイメージがあると指摘されたのは、『おちょやん』のヒロイン。千代(杉咲花)の父親である竹井テルヲ(トータス松本)だ。テルヲの“桁違いのクズっぷり”は、放送中たびたび話題に。養鶏で生計を立てているものの、鶏の世話や家事は千代に丸投げ。さらに幼い千代を芝居茶屋に奉公に出し、たびたび千代の元を訪ねては金をせびり、千代のお金を持ち出すことさえあった。



テルヲの“毒親”ぶりには、



《家族を捨てて自分の好きな事をしていたイメージ》
《娘が貯めたお金を盗んだ》
《子供を売って自分は平気でいるところが許せない》
《自分の道楽の為に子供を犠牲にするところ》
《ありとあらゆるダメ父親として描かれている》
《記憶にある限り自分の親だと嫌だなという感じ》



厳しい非難の声の数々が……。NHK大阪制作の朝ドラでは“ダメ親父”は多く登場するが、テルヲは群を抜いてひどい父親のイメージだったのだろう。



“家族の絆”が描かれる朝ドラだけに、父親の行き過ぎた振る舞いは視聴者の記憶に残っていることが多くあるようだ。次期朝ドラ『おむすび』では、橋本環奈演じるヒロイン・結の“娘が心配で仕方ないお父さん”米田聖人を北村有起哉が演じることが発表されている。朝ドラで描かれる父の背中に、今後も注目だーー。

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