2024年が終わろうとしている。1月1日の能登半島地震、翌2日には羽田で日航機が炎上するなど不穏な年明けとなった。しかし米アカデミー賞に日本の2作が受賞、パリ五輪では海外の夏季五輪では最多となる45個のメダルを獲得、大谷翔平が米リーグ初の「50-50」達成とうれしいニュースも。そんな2024年を振り返り、『週刊女性』『週刊女性PRIME』が目撃してきた今年のニュースをお届けする。
最低気温が3度を下回った2023年末のとある日の午後6時ごろ、渋谷区のダイニングバー『M』の前に人だかりが。その中には『万引き家族』でカンヌ国際映画祭のパルム・ドールを獲得した是枝裕和監督の姿があった。
是枝監督たちが店内に入ると、本木雅弘や松田龍平などの人気俳優も続々と─。
「是枝監督は、向田邦子さんが脚本を担当し、1979年にNHKで放送されたドラマ『阿修羅のごとく』のリメイク版を撮り終えたばかり。この日は『阿修羅〜』の演者や関係者を招いて打ち上げを兼ねた忘年会が行われたんです」(制作会社関係者、以下同)
『阿修羅のごとく』といえば、メインキャストの四姉妹それぞれが抱える心の闇を描いた不朽の名作ドラマ。2003年のリメイク映画では、大竹しのぶ、黒木瞳、深津絵里、深田恭子が出演していた。
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「20年ぶりに映像化される今回では、宮沢りえさん、尾野真千子さん、蒼井優さん、広瀬すずさんが四姉妹を演じます。主演級の俳優ばかりの豪華なキャスティングです」
打ち上げ会場には尾野や蒼井、広瀬が続々と到着。遅れて午後7時近くに宮沢が入店。3階建てのダイニングバーの1階と2階を貸し切った会場は70人近い参加者で大盛り上がり。その賑わいは外にも漏れ伝わるほどだった。
1次会は4時間ほどで終了。解散かと思いきや、店から出た是枝監督と四姉妹含めた数名のみで移動開始。宮沢たち四姉妹が腕を組みはしゃぎながら歩くこと約10分。途中で巨大なクリスマスツリーを発見すると一行は立ち止まり、
「あっしゅら〜!」
と、作品名を引用したかけ声で集合写真を楽しそうに撮る一幕も。
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“四姉妹”は是枝監督の自宅へ
「是枝監督の『阿修羅〜』は動画配信サービスでの公開を想定しているのですが、まだ正式な配信先が決まっていないんです。そんな中“是枝監督の作品なら!”と、人気演者たちが集まったそうです。キャスト同士の絆はそうとう強いと思います」
再び歩き出した一行がたどり着いた先は是枝監督の自宅。ほどなくして打ち上げに参加していた約30人も合流した。大量のお酒とつまみを持参する参加者もいたことから、“宅飲み”がスタートした様子。
日付を越えても四姉妹含めた参加者はほとんど帰らず。結局、打ち上げ開始から10時間以上の大宴会となった。
家族間のドロドロを描いたドラマとは程遠く、演者もキャストも和気あいあいで、作品の公開も楽しみ!
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