【紅白リハ】坂本冬美は「能登はいらんかいね」を輪島市から歌唱「泣かずに歌いたい」

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2024年12月29日 14:11  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

記念撮影に納まる坂本冬美(撮影・鈴木みどり)

<第75回NHK紅白歌合戦リハーサル>◇29日◇NHKホール



36回目の出場の坂本冬美(57)は「能登はいらんかいね」を歌唱する。


記者会見に臨み、発売の90年(第41回)に歌唱した同曲を、今回は元日の能登半島地震や9月の記録的豪雨で被害を受けた石川県輪島市から生中継でパフォーマンスする思いを明かした。「初めての中継で、能登の輪島から歌わせていただく。デビュー4年目で歌唱した『能登はいらんかいね』を34年ぶりに歌います。いつもと違う緊張感。心を届けられる歌を歌えたらと思う」。


甚大な被害の爪痕が大きく残る被災地からの中継には、あらためて「大みそかの紅白と言えば、家族で楽しむ番組。去年は紅白を楽しんだと思うんです。その翌日にはあの地震がありました。『♪もういくつ寝るとお正月♪』みたいに、楽しみにしているお正月ですが、地震を思い出すと思う。被災地の皆さまに、悲しみだけでなく、『またいちから頑張ろう』と思ってもらえるような、そういう気持ちを歌に乗せて歌えれば。しっかりと泣かずに歌うことが私の目標。心ある歌を届けたい」と心情を明かした。


今年を漢字1文字で表現すると「早」だという。「早かったですね。えっ、もう大みそか。もう紅白なのというくら早かった」。そして秋に引いた風邪が治癒まで2週間くらいかかったことを引き合いに「お客さまに申し訳ない。年齢を重ねてくると、なかなか治りが遅くなるという現実を突きつけられました。来年は風邪をひかないように。紅白の本番は体調を整えて頑張ります」と気合を入れた。

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