『お笑いオムニバスGP 2025』に出演する(左から)吉村崇(平成ノブシコブシ)、松田元太(Travis Japan)、川島明(麒麟)、本田翼、狩野英孝、ウエンツ瑛士 (C)フジテレビ お笑いコンビ・麒麟の川島明がMCを務めるフジテレビ系特番『お笑いオムニバスGP 2025』が、来年1月2日午後6時25分から放送される。お笑いのあらゆるジャンルのNoを決める大会をオムニバス形式で見せる総合バラエティーの第7弾。今回は、新企画「史上最大のヌルヌル階段レース SUBERUNA GP 2025」と、名物企画「ツッコミ芸人が本気でツッコんだ!ドッキリツッコミGP」の2大会を届ける。
【写真】トップアイドルが体張って火花「SUBERUNA GP 2025」 テレビ史上最大級の“巨大ヌルヌル階段”を舞台に、類まれなる体力とお笑い力を持つ者たちによる“絶対にすべりたくない”熱き戦いが開幕。「史上最大のヌルヌル階段レース SUBERUNA GP 2025」は、東京お台場・フジテレビ本社の大階段に特設された巨大ヌルヌル階段コースを、誰が一番速く、かつ面白く駆け上がることができるのかを争う新たな大会。
参加するのはあばれる君、ジャングルポケット・太田博久、狩野英孝、森脇健児、やす子、平成ノブシコブシ・吉村崇、ネルソンズ・和田まんじゅうらの人気芸人はもちろん、テレビタレントとしても活躍するモデルのJOY、さらに、timelesz・菊池風磨、Snow Man・向井康二、Travis Japan・松田元太、Aぇ! group・末澤誠也&佐野晶哉といったトップアイドルまで、バラエティー界を代表するそうそうたる顔ぶれが集結し、し烈な戦いを繰り広げる。
今大会では、全長75.2メートル、総段数97段にも及ぶ巨大ヌルヌル階段を2つのステージに分け、全出場者が1stステージに挑戦し、これを突破した者が、2つ目のFINALステージに進出できる、というルール。出場者たちは、この2ステージをクリアするまでの合計タイムを競うのだが、競技中の“バラエティー的な面白シーン”には芸術点が加算され、タイムと芸術点の総合得点の最も高い者が優勝を手にする。
2つのステージは、階段全体がヌルヌルになっている上に、さらに趣向を凝らした仕掛けが満載。1stステージは、まずはシンプルにヌルヌル階段を駆け登る「ダッシュゾーン」から始まり、その後、揺れ動く3つの巨大ハンマーを避けながら登る「振り子ハンマーゾーン」、大量のバランスボールが飛んでくる「ボールシャワーゾーン」と続く。
FINALステージは、熱々のお湯の入ったコップを両手に持って階段を登る間、背後からゾンビが追いかけてくる「熱々ゾンビゾーン」、3つの大きなバーが回転している中をくぐり抜ける「トリプルローリングゾーン」、そして最後は、ヌルヌルの斜面に取り付けられた短いロープに飛びつきながらよじ登る「ファイナルロープゾーン」、というコース構成。FINALステージでは、さらに衝撃のシークレットトラップも用意されている。
そんな難関に立ち向かう出場者たちは皆、未知の新競技に意欲満々。向井は、『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』でおなじみの“記憶力ゼロヒーロー”マッサマンとして、そして松田は、“マッサマン専属お助けヒーロー”マツダマンとしてエントリー。それぞれ思い入れのあるキャラクターに扮(ふん)し、モチベーションを上げて優勝を狙う。なお、マツダマンは今回、マッサマンではなく、なぜか菊池の“お助けヒーロー”としても登場。マツダマンの無邪気な声援に、徐々にいら立ちを見せ始める(?)菊池の表情は必見だ。
また、お互いに切磋琢磨(せっさたくま)しながら階段の制覇を目指すAぇ! group・末澤&佐野の活躍にも乞うご期待。さらには、2024年にマラソンランナーとして某テレビ局の“顔”となったやす子が、2025年の年明けにフジテレビ大階段の走破を目指すほか、相方・おたけの応援も受けながら、並々ならぬ決意をもって参戦を果たすジャンポケ・太田や、『SASUKE』に出場したこともあるという狩野、かつて破天荒キャラでブレイクを果たしたノブコブ・吉村ら、体を張ったロケに全身全霊を尽くして臨むお笑い芸人たちの勇姿も見逃せない。
テレビ史上類を見ないほどの“ヌルヌル”と、行く手を阻むトラップの数々に体力と気力を奪われながらも、芸術点を稼ぎ出しながら頂上を目指す、バラエティー界の最強エースたち。強豪がひしめく中、一番の輝きを放ち、見事優勝をものにするプレーヤーは、果たして――。
なお、この新大会をスタジオで見届けるのは、番組第1弾からMCを務める川島のほか、大会出場者の狩野、松田、吉村、そしてゲストのウエンツ瑛士、本田翼。ウエンツの的を射た解説と、本田の意外にもマニアックな解説、ゲスト2人の面白コメントにも注目だ。
そして今回開催されるもうひとつの大会は、『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』のパッケージで繰り広げる新春恒例企画「ツッコミ芸人が本気でツッコんだ!ドッキリツッコミGP」。ツッコミに定評のある芸人に連続でドッキリを仕掛け、“いかに的確に、いかに面白いツッコミを返せるか”を審査する、『お笑いオムニバスGP』の代名詞ともいうべき人気大会だ。
第5回を迎える今大会の出場者は、メンバー最年長の“レジェンド・オブ・レジェンド”カンニング竹山、“ツッコミのモデルルーム” ことミキ・昴生、前大会初出場にして初優勝を飾った“フジテレビ昼の顔”ハライチ・澤部佑、そしてミラクルプレーを連発する“ドッキリツッコミの申し子”アンガールズ・田中卓志の4人。出場するたびに記憶に残る活躍を見せる“ドッキリツッコミ四天王”が今年も登場し、迫り来るダジャレドッキリの数々に、魂のツッコミを繰り出していく。例年以上に過酷な“裏切りのドッキリ9連発”が待ち受ける。
スタジオでは、MCの川島をはじめ、バイきんぐ・小峠英二、吉村崇、そして女優の長谷川京子がゲストとして参加。出場者の4人もスタジオに迎え、みんなで戦いの模様をVTRで鑑賞し、激闘の行方を見守る。
■コメント
▼ウエンツ瑛士
――「SUBERUNA GP」収録を終えて
『SASUKE』以上のドラマを感じさせる(笑)、とても見応えのある大会でした。特にすごいなと思ったのが、何回でも挑戦できる、ということ。出場選手本人に“まだやりたい”という気持ちさえあれば、何回チャレンジしてもいいっていう。まぁ、その分、“これ以上失敗できない”みたいな緊張感はないんですけれども(笑)。でも、選手がギブアップする瞬間、心が折れて目の光が消える瞬間が見られるのはこの大会だけだと思うので、そのあたりにも注目していただければ。『SASUKE』には、心折れる人なんてほとんど出てきませんから(笑)
▼本田翼
――「SUBERUNA GP」収録を終えて
とっても楽しかったです!びっくりするような面白い仕掛けがたくさん出てくるのに、ドッキリともまた違う、今までにない新しいジャンルのお笑いだなと思いました。競技中、どこか見覚えのある、それでいて、ものすごく違和感を覚える“ネズミ色”のキャラクターが出てくるんですけど、そのキャラもすごく気になりました(笑)
▼狩野英孝
――「SUBERUNA GP」収録を終えて
久々に体を張った笑いに取り組むことができて、うれしかったですね。十数年前、ガンガン体を張って、海外ロケにもたくさんこなしていた頃の感覚を思い出しましたし、スタッフさんたちと一丸となって笑いを作っていく感じが、ちょっと懐かしくもあって、すごく楽しかったです。競技中は、スタッフと一触即発、みたいな場面もあったんですけど、カメラが回ってないところで、さりげなく優しい言葉をかけてくださるスタッフさんもいたりして、すてきな現場だなと思いました(笑)
▼松田元太(Travis Japan)
――「SUBERUNA GP」収録を終えて
“でっかいヌルヌル”を生まれて初めて経験したんですが、この経験は、これからの僕の人生に、確実にいい影響を与えるだろうなと。きっといい人生になるだろうなっていう確信があります。もしも今後、このヌルヌルをまた経験できる機会があれば、“芸術点”がたくさんいただけるように、いろんなことを学んだ上でトライしたいですね。
▼吉村崇(平成ノブシコブシ)
――「SUBERUNA GP」収録を終えて
驚くほど豪華なセットを組んでいただいて、そんな中、思いっきり大暴れして…本当に幸せな時間でした。その分、スタジオにお金がかかってないのが見て取れて、そこはちょっと悲哀を感じましたけど(笑)、でも、日本のバラエティーもまだまだやれるんだという、復活の兆しを感じましたね。来年、再来年と続けて、ゆくゆくはフジテレビの年始恒例の行事にしたいです。
あと、ひとつ言いたいんですけど、実は僕、今回の審査結果に納得がいってないんですよ。誰とは言わないけど、審査員長がよくないんだと思います(笑)。ですから次回までに、審査基準をしっかり作り上げておいてほしいなと(笑)。
▼川島明(麒麟)
――「SUBERUNA GP」収録を終えて
こんな大がかりなセットを見るのは久しぶりで、ちょっと感動すら覚えました。そして、こんなすごい大階段を、なぜ今までバラエティー番組で使わなかったんだろうと、もったいない気もしましたね(笑)。本当にスケールが大きくて、正月にぴったりの企画だと思いますよ。あと、出場者がほとんどおっさんだったのもよかったんじゃないかなと(笑)。まだまだ若手には負けないぞっていう、おっさんの“覚悟”を見ましたね」
――「SUBERUNA GP」の出場者の中で、特に印象に残っている選手は?
僕は、太田(博久)くんがすばらしかったと思います。去年よりも面白くなってるような気がするんですけど…何かあったんですかね(笑)?2025年から心機一転して、“ポケット太田”に改名されるといううわさも聞いてますので、ぜひ“ジャングルおたけ”さんと一緒に頑張っていただきたいなと思います(笑)
――視聴者へメッセージ
この“SUBERUNA GP”も相当おもろいんですけど、今回の『お笑いオムニバスGP』はもうひとつ、毎年恒例の“ドッキリツッコミGP”もありまして、こちらもぜひご覧いただきたいなと。前回の大会は、ハライチの澤部(佑)くんと、アンガールズの田中(卓志)くんのリアクションが素晴らしすぎて、その後1年間、結局あれよりも面白いVTRを見ることはなかったんですけど、今回の“ドッキリツッコミGP”では、あれを超えるシーンが生まれました!ぜひ多くの方に見ていただきたいですね。