世界に向けて多種多様なアイドルを発信している「Cospanic Entertainment」から新たなアイドルグループ『真夜中の魔法少女』が誕生する。「魔法少女×ロック」をコンセプトに、メルヘンチックな世界観のルックスや衣装と、疾走感のある爽やかなロックサウンドが融合した7人組。お披露目を目前にしたメンバーに、グループと各メンバーの個性、デビューの経緯、そして今後の野望について聞いた。
【写真】多彩な個性が集まった新アイドル・真夜中の魔法少女■『真夜中の魔法少女』インタビュー
――『真夜中の魔法少女』のデビューにあたり、プロデューサー兼メンバーの副島あいかさんに、まずグループのコンセプトとアピールポイントをうかがいたいと思います。
【副島あいか】「私たち真夜中の魔法少女は、『魔法少女×ロック』をコンセプトにしたアイドルグループです。魔法少女なので、曲や衣装などいたるところにメルヘンな要素が入っていて、見た目はすごく可愛いんですけど、それと裏腹に結構激しめなロック曲でギャップをお届けします。メンバーは私がプロデューサーとしてオーディションで選ばせてもらったんですが、“この子がロックやるんだ!”っていうギャップを感じるような子を集めました」
――合否を決めたポイントは?
【副島あいか】「会った瞬間にもう“これだ!”っていう感じでした。会った瞬間のフィーリングで、ときめく何かを感じた子を採用させてもらいました」
――かつてアイドルとしても活動経験のある副島さんが、今回プロデュースを任された経緯は?
【副島あいか】「Cospanic Entertainmentには、この12月で2年間お世話になっているんですが、以前からアイドルプロデュースが目標であること伝えていて。今回代表の方から"ユニットを持ちなよ”と言っていただいて、そこからプロデュースが始まりました」
――所属メンバーの皆さんに、グループ加入が決定したときの気持ちと期待、そして今後グループの中で活かしたい自身のキャラクターについてお聞きしたいと思います。
【雪喰くらら】「水色担当の雪喰くららと申します。オーディションに受かるかどうか不安だったんですが、自分がこれからアイドルとして活動していけるんだと思うと、すごく嬉しくて、楽しみで、良かったなってまずは感じました。パフォーマンス面では、割と覚えが早いほうかなと思うので、グループを全体的に引っ張っていけたらいいなと思っています」
【鳥寝こなの】「赤色担当の鳥寝こなのと申します。オーディションでは面接にもあまり準備せずに行っちゃって、受け答えも良くなかったなって思ってたので、受かったのが正直意外でしたけど、本当に良かったって思っています。初めてレッスンでメンバーが集まった時は、どんな感じだろうっていう緊張もありましたが、やっぱり楽しみでワクワクが大きかったですね。私はダンスと歌が未経験なので、みんなから吸収していこうと思っているんですが、よく突拍子もないことを言っちゃうので、みんなにツッコんでもらうボケキャラでいきたいと思います(笑)」
【副島あいか】「本当に不思議なんですよ。つかめない不思議さがある」
【愛宮のぞみ】「ピンク色担当の愛宮のぞみです。元々王道のアイドルをやっていたんですが、そこから次に王道系を選ばなかったのも自分の中では大きな挑戦でした。敢えてロック系を選ぶことで、さっきあいかさんが言っていたように、“この子がロックを!?”って思わせたいのと、自分も以前とは違った楽しみ方があるんじゃないかなと思って応募しました。年齢的にもラストチャンスだと思って、アイドルに全力で取り組みたいと思っていたので、メンバーに選ばれて良かったです。いつもはヘラヘラしちゃっていますけど、年長なので、お姉さん的な部分で、メンバーを支えて引っ張っていける存在として貢献したいです。アイドル経験者なので、メンバーのメンタルケアもできたらと思います」
【向日葵きらら】「黄色担当の向日葵きららです。このオーディションには、Xに広告が流れてきたから勢いで応募したんです。絶賛就活中だったので、この事務所にはこういうグループがいるとか事前に下調べをして面接に臨みました。面接が終わった後、ドキドキしすぎてカフェで縮こまって抹茶飲んでいるとき、すぐに合格の連絡が来たんです! 妹が私のアイドル活動を一番応援してくれていたので“お姉ちゃんおめでとう!”っていうLINEが来ました。自分は配信もしているんですが、よく“天然でしょ”って言われるので、自称するのもどうかなと思ったんですけど、天然キャラでいこうと思ってます」
【月城みなみ】「緑担当の月城みなみです。私は正社員として働いていたんですが、仕事の終わりにLINEに合格のお知らせが届きました。会社の階段で見て、一人でガッツポーズしてました。グループの最年長で、私も年齢的にこれが最後だと思って受けたので、これからキラキラ輝くアイドルになれるんだっていう喜びが大きかったです。このとおり緑担当なので、目に優しいから癒し系じゃないですかね(笑)」
【日山せいか】「白担当の日山せいかです。当時福岡でOLをしていたんですが、アイドルをやってみたいと思って応募しました。面接での印象があまり良くなかったかなと思って不安だったんですが、すぐに合格の連絡が来て。当時働いてた会社の後輩に“やばい!受かった!東京行く!”ってすぐに連絡するぐらい嬉しかったです。私はたくさん食べるキャラなのと、パフォーマンス面ではみんなに引っ張っていってもらっている側なので、それ以外の部分で、グループの良さや仲の良さをXで発信していきたいなって思っています」
――アイドルを目指したきっかけと、このグループに加入した経緯を教えて下さい。
【副島あいか】「私、中学生の時に配信者をやっていて、卒業とともに配信者も辞めたんですが、その後どうしても人前に立つ何かをやりたくて。当時芸能科のある高校に入学が決まっていたこともあって、“アイドルやろう!”って深夜のテンションでオーディションに応募したのが、アイドルを始めたきっかけなんです。そこから10年近くアイドル業界にいるんですが、『真夜中の魔法少女』を作ったのには理由があって。これまで、理不尽な理由で辞めさせられる子や、アイドル活動に後悔を残して次々とグループを移っていく子たちを見ていて、『女の子たちが後悔をしないアイドル活動のできる場所』を作れたらいいな、と思って17歳のときにプロデューサーになろうと決めたんです。ただ実際に行動に移せたのは20歳目前で、この会社に所属してからでした」
【雪喰くらら】「小さい頃から家でアイドルの曲がよく流れていたり、テレビで観たりしてアイドルに憧れがずっとありました。経験としてほんのちょっとアイドルをやっていたんですが、やっぱりステージに立ってお客さんの前で歌って踊っていた時がすごく楽しくて。一回しかない人生の中で、この若い時期に頑張るならやっぱりアイドルがいいと思って、オーディションを探して。そして真夜中の魔法少女のサイトを見て、コンセプトがいいなと思って応募しました」
【鳥寝こなの】「中学生の時に『ラブライブ!』のμ'sを知って、もう解散しちゃっていたんですけど、後からライブ映像を観たら衣装もすごく可愛いし、歌も可愛いし、すごくキラキラしてて、私もこうなりたいと思ったのが最初のきっかけでした。私は今年の4月に上京してきたんですが、上京して数ヵ月ぐらいのときにめちゃめちゃ病んでて。田舎にいるときはアイドルなんて無理だって諦めていたんですが、今回の募集を見て、東京だったらアイドルやれるじゃん!と思って即応募しました」
【愛宮のぞみ】「アイドルをやる前はずっとメイドになりたくて、メイドカフェに通っていたんです。でも急にアイドルになりたいと思って、アイドルとメイドを同時にやっていた時期もありました。ですが、メイドのほうが活動の制限が厳しくて、このまま続けるならアイドルだなと思って現在に至ります。さきほど言ったように、正統派から違う系統に敢えて挑戦したいと思って応募しました」
【向日葵きらら】「私は幼稚園の時に『アイドルマスター』を観て、そこからずっとアイドルになりたいと思っていました。小さい時は近所のおじいちゃんおばあちゃんを集めて、家の玄関をステージにライブをしていました(笑)。小学生の時にミュージカルを経験したり、歌って踊るコンセプトのカフェで働いたりしているときも、アイドルになりたいってずっと思ってたので、今回ちょうど募集広告が目に止まって、ご縁があってアイドルになることができました」
【月城みなみ】「中学の時からアイドルになりたかったんですけど、自分に全然自信が無くて。そのままどんどん歳を取っていったんですが、最近=LOVEの高松瞳ちゃんに出会って、アイドルになりたいという気持ちがすごく上がったんです。その後ライブ配信を始めたんですが、周りの方からも『今この時やらないと、30代、40代になってから絶対後悔する』と言われたので、もうやらない後悔はしたくないと思って、すぐにオーディションを探しました。真夜中の魔法少女はホームページもすごく素敵で目を惹かれて、コンセプトもいいなと思って応募しました」
【日山せいか】「中高校生の頃にYouTubeが大好きで、YouTuber事務所所属のアイドルを観るようになったんです。そこでは新メンバーオーディションの模様を公開していて、普通の女の子がアイドルになる瞬間ってこんな素敵なんだと思ってのめり込んで。実際にライブハウス行ったりしているうちにアイドルに憧れるようになりました。でもアイドルにはなれないものと思って諦めて、一旦就職していたんですが、ネットか何かで『年齢を重ねると、新しい挑戦には腰が重くなるけど、今が一番若いから、やってみたらその先に新しい世界広がってるよ』というような言葉を見つけて、アイドルやってみるなら今のうちだなって思ってオーディションを探したんです」
――デビュー目前ですが、現在のグループの状況はいかがですか?
【副島あいか】「デビューに向けてレッスンを重ねているんですけど、みんな吸収力がすごいなと思っていて。私の要求に対して、次の週には絶対にそこをカバーしてくるし、みんないい意味でとっても肝が座ってる子たちだなと思ってます」
【愛宮のぞみ】「グループの大半の子がアイドル未経験で、今までダンスもやったことない子ばかりなのにすごく上手になって、今すごく焦ってます(笑)。みんなのレベルがググッと上がってきて、いい感じに切磋琢磨しています。自分たちで努力する気持ちが強くて、経験の差もちゃんと埋めてくる子たちなので、デビューの際には絶対に良いパフォーマンスをお見せできると思います!」
――最後にグループとして、目の前の実現したい目標、そして将来的な大きな夢・目標を教えて下さい!
【副島あいか】「お客さんでパンパンになった状態の会場でワンマンライブがしたいというのが一番近い目標です。長いスパンでは、アイドルという職業をメンバーみんながやりきって、何の後悔もなく卒業できることが私の目標です」
【雪喰くらら】「自分が好きなグループや推しと対バンすることが目の前の目標です。大きな目標としては、大きなフェスや有名なライブに出たときに、“この子たち知ってる!”って、いろんな人の話題にのぼるようなアイドルになりたいです」
【鳥寝こなの】「日本の、世界のみんなに知ってもらいたいので、TikTokでバズりたい。そして将来的には日本武道館に立ってみたいです。私が好きなグループが武道館に立っている姿を見てきたので、ひとつの目標が叶う時の感覚を味わってみたいです」
【愛宮のぞみ】「近い目標としては、サブスクで音源が配信されたり、ミュージックビデオを作ってもらえるような、人気のあるアイドルになることです。その先の目標は、ツアーや遠征先にも自分のファンやグループのファンができるくらいグループを知ってもらうことです」
【向日葵きらら】「ワンマンのライブ会場をいっぱいの人で埋めるのが目標です。さらに大きな目標としては、“アリーナ! 2階席!”って言ってみたいです。そういう会場でライブできるような大きいアイドルになることです」
【月城みなみ】「近い目標としては、ライブ会場をいっぱいにして、自分の色の緑のペンライトがいっぱい見えて“ファンサが大変!”ってなることです。そしてさらに大きな目標は、全国をツアーしたり、大きい会場で演ったり、CDデビューしたりという、アイドルらしい活動をすることです」
【日山せいか】「他のアイドルさんから“このグループいいな”って思ってもらえるような、アイドルに認められるアイドルになるのが目標です。そしてその先の目標として、やっぱり地元・福岡でライブしたいです。凱旋したいです!」
■真夜中の魔法少女(まよなかのまほうしょうじょ)
カウントダウンライブ『IDOL LIVE JAPAN ゆく年くる年SPECIAL』(2024年12月31日〜2025年1月1日 横浜1000CLUBにてデビュー
【メンバー】
愛宮のぞみ(えのみや・のぞみ)/ピンク
向日葵きらら(ひまわり・きらら)/黄色
日山せいか(にちやま・せいか)/白
月城みなみ(つきしろ・みなみ)/緑
鳥寝こなの(とりね・こなの)/赤
雪喰くらら(ゆきはみ・くらら)/水色
副島あいか(そえじま・あいか)/紫
【キャッチコピー】叶えたいこと全部魔法で叶えちゃおう!
【コンセプト】−夢を追う少女達が集められ、魔法少女になってしまう。叶えたいこと魔法で全部叶えよう!そしてあなた自身の中にある生きずらさや、内に秘めた思いをパフォーマンスで表現
【全体イメージ】メンバー各自の叶えたい夢や思いに宿ったブローチがメンバーカラー。何かを犠牲にしても、守りたいもの、叶えたい夢、抜け出したい日常そんな魔法少女をライブパフォーマンスで表現。
【楽曲イメージ】アイドルっぽい疾走感のある爽やかなロックサウンドを基盤に様々なジャンルの楽曲をイメージ。女の子を等身大で感じられるイメージの楽曲。