2日は寒さ和らぐ 3月並みの所も 3日は日本海側で雪エリア拡大 Uターンに影響は

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2025年01月01日 16:46  日本気象協会

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日本気象協会

2日は寒さ和らぐ 3月並みの所も 3日は日本海側で雪エリア拡大 Uターンに影響は

2025年の三が日は、太平洋側で晴天。日本海側は雪や雨の降る所が多く、3日(金)からは再び雪のエリアが広がる予想。積雪や凍結による路面状況の悪化に注意。Uターンへの影響は?



●日本海側 3日から雪の範囲が広がる


明日2日(木)から3日(金)にかけても冬型の気圧配置が続き、日本海側は断続的に雪雲や雨雲が流れ込むでしょう。北海道や東北は、ふぶく所もありそうです。北陸の平地は雨の所が多いですが、3日(金)夜からは寒気の流れ込みが強まり、雪のエリアが広がるでしょう。山沿いを中心に積雪がさらに増えるため、なだれにご注意ください。

太平洋側は、広い範囲で晴れるでしょう。山沿いや内陸で雪や雨の降る所がありますが、ごく一部となりそうです。日中は日差しがたっぷりで、空気の乾いた状態が続くでしょう。火の取り扱いにご注意ください。沖縄は雲が広がりやすく、先島諸島を中心に雨の降る時間がありそうです。

道路の気象影響予測では、北海道や東北は赤色の時間帯が多く、北陸は4日(土)の午前中に最も影響が大きい紫色の時間帯があり、積雪や凍結などによる路面状況の悪化に注意、警戒が必要です。関東甲信は4日(土)、東海や四国は3日(金)の午後に、影響度が大きくなるでしょう。峠越えをする車は必ず冬用タイヤを装着し、いつも以上に安全運転を心がけてください。


●2日の朝は冷え込む 3日は風冷え


明日2日(木)の朝は放射冷却が強まって、気温がグッと下がります。太平洋側では、北海道から関東を中心に、今日1日(水)元日の朝よりも冷え込むでしょう。北海道の釧路はマイナス12℃と、今日より8℃ほど低くなりそうです。最高気温は平年より高い所が多く、晴れる所では日差しの温もりを感じられるでしょう。東京都心で13℃と、3月上旬並みの予想です。

3日(金)は寒気の流れ込みが強まるため、お正月らしい寒さの所が多くなりそうです。冷たい北よりの風が強まり、実際の気温よりも寒く感じられるでしょう。札幌の最高気温はマイナス2℃と、凍てつく寒さに。水道の凍結にも注意が必要です。


●冬道の運転 注意するキーワードは「ふゆとじこ」


この時期、車を運転する際に気をつけていただきたいポイントは、5つあります。

(1)冬道装備をしっかりと行いましょう。早めに冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意したりしましょう。雪道運転はバッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。

(2)ゆっくりと慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に気温が低いと、普段、慣れている道でも思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら凍結している恐れがありますので、油断しないでください。

(3)時には迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを一時的に変更するのも良いでしょう

(4)時間に余裕をもって出発しましょう。慌てると、凍結した道路でもついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。

(5)こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。

5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。



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