公明党の斉藤代表はきょう、新春恒例の街頭演説を行い、今月召集される通常国会でも、野党側との協議を踏まえて、本予算の修正などにも柔軟に応じていく考えを示しました。
公明党の斉藤代表はきょう、東京・池袋で新春恒例の街頭演説を行い、今年の党の重点目標などについて訴えました。
斉藤氏は、いわゆる年収「103万円の壁」の引き上げに向けて与党と国民民主の3党が継続協議を行っていることを踏まえて、今月召集される通常国会でも、本予算の審議などで野党側と丁寧に協議し、修正にも柔軟に応じていく考えを示しました。
公明党 斉藤鉄夫 代表
「今年は2月に予算審議の途中にいろいろな修正等がありうるのかもしれません。そういう協議にもしっかりと誠実に、真摯に対応していきたい。このように思います」
また、斉藤氏は物価高が賃金上昇を上回っている背景には「円安」があると指摘したうえで、円安の是正が必要との考えを強調しました。
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さらに、中小企業の人件費を引き上げていくため、法改正なども行い、大企業側に価格転嫁を求められるような仕組み作りを目指したいと述べました。