【写真】『暴れん坊将軍』への思いを語る松平健
1978年から2003年にかけてテレビ朝日系で放送され、日本のテレビドラマ史に名を刻む大ヒットシリーズとなった、松平主演『暴れん坊将軍』。この度同作の最新スペシャル『新・暴れん坊将軍』が、監督・三池崇史、脚本・大森美香で17年ぶりに復活する。『暴れん坊将軍』は、“名君”と誉れ高い八代将軍・徳川吉宗が、貧乏旗本の三男坊・徳田新之助、通称“新さん”として庶民の暮らしにまぎれながら、江戸にはびこるさまざまな悪を討つ痛快時代劇シリーズだ。
以前から復活を熱望していたという松平は「今年は特に(自身の芸能生活)50周年だったものですから、ちょうどいいお話をいただいてすごくうれしかった」と喜び。「撮影に入ってみて、やはり将軍の扮装をしますとブランクもまったくなかった。そんな感じですんなり撮影に入りました」と明かした。
松平は「ずっと将軍のイメージを大事にしてきて、(『暴れん坊将軍』が)一旦終わったときに、いろいろなものに挑戦できるなと思っていろいろやらせていただきました」と口にしつつ「あれから17年経って時代劇がどんどん減っていった。立ち回りがある時代劇もほとんど見ないようになっていたので、ぜひまたやりたいなと思っていました」と告白。令和の時代に復活したということで、松平は「昔ながらの勧善懲悪で最後はすっきりという時代劇はなかなか見られない」と口にし「『暴れん坊』が復活して、教育にもいいかなと昔から思っていました。歴史に沿った内容も結構あったので勉強にもなるかなって。若い方たちが見てくれれば、こんなにうれしいことはないですね」と期待を込めた。
『暴れん坊将軍』が始まったときのことを思い返して松平は「昨日、第1話を改めて見てみたんです。やっぱりおもしろかった」と目を細め「最初の頃は気を使いっぱなしでした。周りが全部先輩なので」と回顧。「新人で成敗したり…恐縮してやっていました」と打ち明け「カットが終わると椅子を差し出したり。そのくらい気を使ってやっていました」と振り返った。
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ドラマ『新・暴れん坊将軍』は、テレビ朝日系にて1月4日21時より放送。