米俳優・監督のジャスティン・バルドーニ(40歳)が、ブレイク・ライブリー(37歳)によるセクハラ告発記事を掲載したニューヨーク・タイムズ紙を提訴、2億5000万ドル(約392億円)の損害賠償を求めている。
最近「ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US」の製作中にセクハラを受けたとして、ブレイクから訴えられていた監督で共演者のジャスティンが、ブレイクの「身勝手な物語」を掲載したとして同紙を提訴するかたちで反撃に出た。
ジャスティンは訴状の中で「タイムズ紙の記事は、ライブリーの検証されていない身勝手な物語にほぼ全面的に依拠しており、彼女の主張と矛盾し、彼女の真の動機を暴く豊富な証拠を無視しながら、ほぼそのままの形で掲載している」と指摘。ブレイクは「彼女の公的な人格を作り変える」ために、「卑猥で、見出しを飾るような告発」で訴訟を起こしたと主張している。
一方ニューヨーク・タイムズ紙のダニエル・ローデス・ハ氏は、CNNに対し、「記事は綿密で責任ある報道だった。記事の中で正確かつ長く引用したテキストメッセージや電子メールを含む、何千ページもの原文書のレビューに基づいている」と説明。同紙が「訴訟に対して精力的に弁護する」構えであることを明らかにした。
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