大晦日に放送された『第75回NHK紅白歌合戦』で、圧巻のパフォーマンスを披露したB’z。結成36年で初出場を果たしただけでなく、サプライズの生出演は大きな反響を呼んだ。
放送当日は同局連続テレビ小説『おむすび』の主題歌「イルミネーション」のパフォーマンスをスタジオで終えると、そのまま画面の外に向かって歩き出し、NHKホールのメインステージに登場。大ヒット曲「LOVE PHANTOM」「ultra soul」をメドレーで熱唱し、会場全体が興奮の渦に包まれていた。
「B’zには“年末年始は休み”というポリシーがあると言われており、事前収録された『イルミネーション』のパフォーマンスで終わると思っていた人がほとんどでした。さらにB’zがNHKホールに生出演することは他の出演者だけでなく、有吉弘行さん(50)をはじめとする司会陣にも知らされていなかったのです。メインステージでのパフォーマンス冒頭ではマイクの音響トラブルもありましたが、稲葉浩志さん(60)の圧倒的な声量が際立った場面でもありました」(NHK関係者)
そんなB’zのパフォーマンスでは、バックバンドのメンバーにも注目が集まっていた。とりわけ長年のファンが歓喜したのは、ドラマーだったようだ。その人物とは’02年から’18年にわたってB’zをサポートし続けた、カナダ出身のシェーン・ガラス氏(57)。
真っ暗なメインステージをライトが照らしはじめると、中央に大きく掲げられたB’zのロゴを背景にドラムスティックを華麗に回す場面も。そして演奏が始まると、ダイナミックなドラミングでリズムを支えていた。
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「シェーンはイングヴェイ・マルムスティーンやマイケル・シェンカー・グループなど、大物アーティストをサポートしてきたカナダ出身の実力派ドラマーです。日本ではB’zを長年サポートしてきたことで知られていましたが、’19年にサポートメンバーが一新されバンドを離れることとなりました。ただ以降も、B’zとは良好な関係が続いていたそうです。
シェーンはその後も来日しており、’22年には『TK from 凛として時雨』のレコーディングに参加したことが話題に。そうしたなか昨年6月から始まった稲葉さんのソロ・ツアー『Koshi Inaba LIVE 2024 〜enIV〜』に参加し、ファンを驚かせたのです。B’zのサポート復活にも期待が高まっていたなか、『紅白』で再タッグが実現したことはB’zのサプライズ演出と相まって、記憶に残る感動的な出来事となりました」(音楽誌ライター)
さかのぼること’19年1月、B’zのサポートメンバーを離れるにあたり、シェーンはインスタグラムでB’zへの愛を日本語でこう綴っていた。
《彼らは僕のとても大切な友達であり、ブラザーであり、彼らがどんなことをしていこうとも、これから先ずっとサポートして行こうと思います》
そんな彼の“再来”を、多くのファンが待ち望んでいたようだ。B’zにとって記念すべき初出場となった『紅白』に登場し、Xでは感激する声が相次いでいる。
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《B’zやばい しかもドラムはシェーンだった!!シェーンはB’zのサポートを20年近くやってきたけど、2019年の30周年ライブを最後にB’zのサポートから離れていたのだけど、まさかの初紅白で登場、、、、アツすぎる世界一好きなドラマー!!!!!》
《B’zが生で紅白に出たことよりも、サポートメンバーにシェーン・ガラスがいたことを喜んだB’zファンは自分だけじゃないはず》
《B’zのデカいロゴの前でシェーンがスティック回ししてるだけでもただただ号泣なのよ》
《シェーンがドラムスティックくるくるしてるとこなんて、もう激アツ確定演出でめちゃくちゃ興奮したよ笑 紅白の視聴率も上昇率もB’zが1位》
『紅白』出演後はインスタグラムで、《Happy New Year from Japan!こうはく 最高》とバックバンドのメンバーとの記念写真をアップしていたシェーン。元日にはB’zの公式サイトで’25年冬のドームツアー開催が発表されたが、再び“最強タッグ”を見ることができるだろうか。
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