歌手の前川清が6日放送のBS日テレ『歌謡プレミアム』(後9:00〜)に出演する。「クール・ファイブの5大事件簿」と題して、前川の歌手生活の原点とも言えるクール・ファイブの名曲とともに、当時起きたハプニングなどを告白する。
前川清の息子・紘毅「偶然にも赤ちゃんが産まれて大慌て」「新しい命に感動」 幻想ショットに反響 もともと長崎県のキャバレーでコーラスもやりながらジャズを演奏するバンドだったクール・ファイブに、前川がボーカルとして加入。6人になり、リーダーの内山田洋さんを立たせて「内山田洋とクール・ファイブ」に改名した。
デビュー曲がいきなり大ヒットし、テレビやステージに引っ張りだこだったというクール・ファイブ。とあるステージで「長崎は今日も雨だった」のイントロが流れ始めるも、エレベーターマイクが床からなかなか上がってこない。メンバーが仕方なく、床にへばりつきコーラスを始めるという、まるでコントのようなステージとなったハプニングを明かす。
昨年2月に亡くなった、クール・ファイブの小林正樹さんが実は、前川をスカウトした人物だった。昨年、前川は故郷・長県での55周年コンサートへの出演を病気の小林さんにダメ元で打診したところ、「行くよ」という返事をもらい、最後の共演を果たす。その時の思い出を語る。また、バラエティー番組でも活躍した前川の笑いの素質を見抜いた萩本欽一とのエピソード話も告白する。
当時の懐かしい貴重映像で「東京砂漠」「さようならの彼方へ」「噂の女」を届けるほか、大ヒット曲の「そして、神戸」、亡くなった小林さんへの想いが歌詞に込められた最新曲「風潮」などを披露する。