フリーアナウンサー徳光和夫(83)が4日、ニッポン放送「徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー」(土曜午前5時)に出演。昨年大みそかの「NHK紅白歌合戦」について感想を語った。
徳光は冒頭のトークで、紅白の話題を持ち出し「面白かったね〜」と切り出した。
さらに出場歌手や出演アーティストらについて「私なりに一視聴者として見ていて、GLAYのTERU君がいい声出してたなーっていうのと、TAKURO君とJIRO君とHISASHI君が弦がうなりっぱなしで、これが良かったなと。(THE ALFEEの)高見沢君のギターも良かったですね。B'zはもう演出が最高でしたね。高橋真梨子さんが、真梨子さんならではといった心のこもったメンバーがそろってたじゃないですか。その人たちと実にいい歌の世界を醸し出してたなというところもありました。Vaundyは、こんなにボーカルで魅力的な歌い手さんがいるんだなと、無理のないファルセットで実に素晴らしいなというふうに思った。われわれ世代にも聞きやすくて実にいいなと思った」などとそれぞれ称賛した。
また「まったくこれが新しい世界だなと思ったのがMrs. GREEN APPLE。このボーカルの人の声はいままで聞いたことのないような素晴らしい歌声でしたね。坂本冬美さんを能登に送り込んだのは大変素敵でしたね」などと詳細に、熱く語った。
そして徳光は「ただ紅白、MCのかたはお気の毒でしたね。そう見えなかった?(とアシスタントに聞く)」と司会者について言及した。その理由について「常に全部“キュー(=進行上の合図)待ち”だったじゃないですか。橋本環奈さんも伊藤沙莉さん、あの2人も流ちょうに実に滑らかにやってるんですけど、滑らかすぎまして時間が余っちゃうんだよね。そうするとですね、まだ準備ができてないものですから、不自然な笑いのまんま空白ができるっていう…あれは生放送で可哀そうだなと思ったんでありますけど」と解説した。
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ただ「今年の紅白っていうのは“生放送って言うのはこれほどまでにいいもんだ”っていうものを感じさせてくれましたね。楽しく拝見しました」と全体的には今回の紅白を絶賛していた。
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