Travis Japan、メンバー演出&ジュニア時代楽曲披露から感じる進化 ファンと誓った決意も「絶対に7人で帰ってくる」【Travis Japan Concert Tour 2025 VIIsual】

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2025年01月05日 04:04  モデルプレス

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Travis Japan「Travis Japan Concert Tour 2025 VIIsual」(提供写真)
【モデルプレス=2025/01/05】Travis Japanのアリーナツアー「Travis Japan Concert Tour 2025 VIIsual」が、神奈川・横浜アリーナにて開幕。ここでは、公演初日となった1月4日の様子をレポートする。<※一部楽曲・演出ネタバレあり>

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◆「Travis Japan Concert Tour 2025 VIIsual」

グループの2枚目アルバム「VIIsual」(読み:ビジュアル)を引っ提げた同ツアー。タイトルには、それぞれ強い個性を持つ7人が、Travis Japanとしてグループを組んでいる奇跡をVisualizeする(思い描かせる)のと同時に、音楽というアプローチでも7人の個性をVisualizeできるようにという意味が込められている。同ライブは、1月4日神奈川・横浜アリーナから6月8日の千葉・ららアリーナ 東京ベイまで、全国8ヶ所全28公演を予定している。

同ツアーはアルバム同様、中村海人がコンサート全体の演出を監修しつつも、メンバー全員で意見を出し合い作成。メンバープロデュース曲の演出は各々が務めており、宮近海斗・七五三掛龍也・松倉海斗、中村・松田元太、川島如恵留・吉澤閑也から成る3つのユニット曲もこだわりの演出となっている。

◆「VIIsual」冒頭から黄色い歓声飛び交う

冒頭、白のスポットライトに照らされたメンバーが横並びに登場。シルバーのスパンコールが輝く衣装に身を包み、1人1人がカメラに抜かれると大きな歓声が沸き起こった。重低音が響くグルーヴ感のある1曲目「99 PERCENT」では、大人の色気漂う表情を披露。七五三掛がシャツをたくし上げたり、中村が首元をなぞるような仕草を魅せたりすると、観客からは黄色い声が飛び交った。

宮近の「ヘイ横浜、ぶち上げていこうぜ!」という声を皮切りに、連続でダンスナンバーが続いた。「Crazy Crazy」では、中央に7本のLEDが埋め込まれた“VIIsualロード”が出現。紫・黄・緑などのカラフルな色に染まったまっすぐに伸びたステージからは、遠くからでもライブを楽しめるような工夫が感じられた。メンバーは、正面・両サイドと向きを変えながら“VIIsualロード”の上で観客の顔を見てダンス。どの席にいても正面に見えるように配慮したステージングで、息の合ったパフォーマンスを披露した。

◆Travis Japan、プロデュース楽曲で個性際立つ

続くティザーでは、宮近がダンスの練習をしたり、吉澤と七五三掛が洗濯をしていたりと、LAでの共同生活の様子を彷彿とさせるような映像が。その後BAR空間が広がったようなステージで、椅子やカウンターでまったりとしながら松倉プロデュース楽曲「Whiskey and Tonic」がスタートした。セットのテーブルやクローゼットの中には、大画面スクリーンに映し出されるカメラの仕掛けも。まるでメンバーのプライベートを覗き見しているような胸が高鳴る演出となった。七五三掛が近距離でカメラをまっすぐに見つめると、目があったかのような気分に。また、松田が投げキスをする姿が大画面スクリーンに映し出されると、会場からは黄色い歓声が沸き起こった。

宮近プロデュース楽曲「Fireflies」は、R4 STREET DANCEで共演したcalinが振り付けを担当。宮近・七五三掛・松倉のユニット曲「Trick! Trick!」では、大きな工具を持った3人が大工に扮し、バックのLEDモニターと連動した動きで楽しませる。モニターに非常ボタンが映し出され、勢いよく押すと爆発。「やっちゃった〜」と可愛らしくポーズを決めた。中村・松田のユニット曲「Warm it Up」では、一気にしっとりとした大人の雰囲気に。密着し、見つめ合い、後ろからハグ…。2人にしか出せない色気漂うパフォーマンスとなった。

川島プロデュース曲の「Underdogs」では、ホワイトタイガーとなった新型トラッコに乗り、バックステージへ一気に移動。バックステージの前には川島のトラッコが置かれ、川島・吉澤のユニット曲「Lonely Stars」では、川島の位置を照明で照らし、7を表す“VIIオプジェ”がセットの中から登場。7人でTravis Japanということが演出で表現されていた。

吉澤プロデュース曲の「HBD」は、Travis Japan初のバースデーソング。サビ部分の振り付けも吉澤が担当し、キャンドルを消すフリのところでは、会場中のペンライトが消える粋な演出をし、会場を一つにした。

松田プロデュース曲「Rush」では、中央ステージに透明なベールが登場し、LEDのレーザーで照らされた幕の中でメンバーが歌唱。クライマックスでは大量の紙吹雪が舞い、最後はメンバー全員が上着を脱ぎ、大胆に床をはうようにダンスをすると、さらに紙吹雪がふわりと舞い、幻想的な世界観を演出した。

煌びやかなゴールドに衣装を変えクライマックスへ。中村プロデュース曲「BO$$Y」は、炎や火花の特効で曲の激しさを表現。荒々しい曲とダンスに、会場のボルテージも最高潮となった。続く「Thril」では七五三掛がプロデュースをし、振り付けも担当。“VIIダイヤモンド”を使用したスタイリッシュな演出となった。

「Moving Pieces」では、今回の“VIIsualロード”での移動に合わせて宮近と七五三掛が新たな振付を制作。足元にマス目が出現し、メンバーの足踏みとともに映像が切り替わる遊び心溢れるパフォーマンスとなった。「LEVEL UP」ではメンバーが客席を走りバックステージへ移動。ラストの楽曲は映画「矢野くんの普通の日々」の挿入歌ともなっていた「Staying with you」。目一杯に手を振る姿からは、ファンへの熱い愛情が感じられた。

◆Travis Japan、ファンとの距離近づける工夫

冒頭の挨拶では、松田は「みんな会いたかったかい?」、松倉は「あけおめー!」などとメンバー全員が会場へ呼びかける場面も。曲中では「真似して踊って〜」「みんな一緒に!」と声を出しさらに会場を盛り上げていた。そして、トラッコはアリーナ席・スタンド席用の2つが用意されており、どの席にいても孤独を感じさせない。アンコールは撮影可能な日替わりソングを用意。特別感を味わえる粋な演出からも、彼らのファン想いな一面が垣間見える。

さらに、メンバー間の仲の良さにも注目。メンバー同士で向き合いながらハートポーズをしたり、肩を組み合ったり。MCでは、七五三掛が「うみ(中村)と一緒に美容院に行った」と明かすなど、随所から関係の良さが垣間見え、メンバー同士が近づくほどファンの歓声もますます高まった。

◆Travis Japan、ジュニア時代の楽曲も披露

「Happy Groovy」「Dance With Me~Lesson1~」など、ジュニア時代の楽曲も多数披露。「アメリカズ・ゴット・タレント(通称:AGT)」でも歌唱した、Travis Japanの代表曲「夢のHollywood」では、メンバーカラーの電飾ステッキがステージ下から登場。タップ・ステッキのパフォーマンスはそのままに、演出は変化。同じ楽曲でも、LAで修行を積んたからこその歌・ダンスのスキルは向上させており、ジュニア時代からの進化を感じさせた。

◆初のCDシングル&ワールドツアー決定にファン歓喜

MCでは、初公開のお知らせも。松倉が「みんな、今からなんか、発表するらしいぜ!」と爽やかに会場を盛り上げると、大画面に初のCDシングル決定の文字が浮かび上がり、会場は熱狂。これに吉澤が「嬉しい〜!!」と叫びながらセンターステージを突っ走り喜びをあらわにすると「無理すんな!」とメンバーから心配される微笑ましい場面もあった。さらに、ワールドツアーも発表されると、歓声とともに会場は温かい拍手に包まれた。宮近は「皆さんと一緒に培った力をどこかで発揮できることは嬉しいことだし、何よりも皆がいないと実現できないことだから、このワールドツアーでぶっかましていくので、引き続きよろしくお願いいたします!」と話し、中村も「いつも応援してくれているのは伝わっているから!本当にありがとう!」とファンへ感謝した。

◆宮近海斗、川島如恵留への想い明かす「絶対に7人で帰ってくるから」

ツアーでは、活動休止中の川島について触れる場面も。宮近は「今日は来てくれてありがとう、一緒に楽しんでくれてありがとう。そばにいてくれてありがとう。少し寂しいかもしれないけど、絶対7人で帰ってくるから!引き続きよろしく」と決意表明。「Travis Japanやばいぞ、かっこいいぞって伝えてくるから、みんなも胸張ってTravis Japanのことを応援していてください」とファンへ力強く呼びかけた。

最後には恒例の円陣を組み「ここから、いろんな人たちに、俺らなりに、最高のパフォーマンスを届けきって、みんなにも応援してもらっちゃっていいですか?」と宮近が問いかけると「賛成!」とファンと声を出し、初日公演は幕を閉じた。(modelpress編集部)

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