続くティザーでは、宮近がダンスの練習をしたり、吉澤と七五三掛が洗濯をしていたりと、LAでの共同生活の様子を彷彿とさせるような映像が。その後BAR空間が広がったようなステージで、椅子やカウンターでまったりとしながら松倉プロデュース楽曲「Whiskey and Tonic」がスタートした。セットのテーブルやクローゼットの中には、大画面スクリーンに映し出されるカメラの仕掛けも。まるでメンバーのプライベートを覗き見しているような胸が高鳴る演出となった。七五三掛が近距離でカメラをまっすぐに見つめると、目があったかのような気分に。また、松田が投げキスをする姿が大画面スクリーンに映し出されると、会場からは黄色い歓声が沸き起こった。
宮近プロデュース楽曲「Fireflies」は、R4 STREET DANCEで共演したcalinが振り付けを担当。宮近・七五三掛・松倉のユニット曲「Trick! Trick!」では、大きな工具を持った3人が大工に扮し、バックのLEDモニターと連動した動きで楽しませる。モニターに非常ボタンが映し出され、勢いよく押すと爆発。「やっちゃった〜」と可愛らしくポーズを決めた。中村・松田のユニット曲「Warm it Up」では、一気にしっとりとした大人の雰囲気に。密着し、見つめ合い、後ろからハグ…。2人にしか出せない色気漂うパフォーマンスとなった。
「Moving Pieces」では、今回の“VIIsualロード”での移動に合わせて宮近と七五三掛が新たな振付を制作。足元にマス目が出現し、メンバーの足踏みとともに映像が切り替わる遊び心溢れるパフォーマンスとなった。「LEVEL UP」ではメンバーが客席を走りバックステージへ移動。ラストの楽曲は映画「矢野くんの普通の日々」の挿入歌ともなっていた「Staying with you」。目一杯に手を振る姿からは、ファンへの熱い愛情が感じられた。
「Happy Groovy」「Dance With Me~Lesson1~」など、ジュニア時代の楽曲も多数披露。「アメリカズ・ゴット・タレント(通称:AGT)」でも歌唱した、Travis Japanの代表曲「夢のHollywood」では、メンバーカラーの電飾ステッキがステージ下から登場。タップ・ステッキのパフォーマンスはそのままに、演出は変化。同じ楽曲でも、LAで修行を積んたからこその歌・ダンスのスキルは向上させており、ジュニア時代からの進化を感じさせた。