7人組グループ・Travis Japanの宮近海斗、吉澤閑也、中村海人、七五三掛龍也、松倉海斗、松田元太が4日、横浜アリーナで『Travis Japan Concert Tour 2025 VIIsual』初日公演を開催した。12月に発売された2ndアルバム『VIIsual』をひっさげて行われた同公演では、休養中の川島如恵留を除く6人のステージながら、7人で作り上げた音楽をメンバーがさまざまな方向から“Visualize”し、会場の約1.5万人のファンを魅了した。(以下、コンサート本編ネタバレを含みます)
昨年、世界6都市でワールドツアーを成功させ、国内ツアーに帰還したTravis Japan。今回はアルバムでも監修を務めた中村を中心に、それぞれが意見を出し合い構成。アルバムに収録されたメンバーそれぞれのブロデュース楽曲をメンバーそれぞれが演出し、ジュニア時代の楽曲「Happy Groovy」や「Dance With Me 〜Lesson1〜」など創意工夫を重ねた約2時間のコンサートを繰り広げた。
ストーリー仕立ての映像に続き、ガラリと雰囲気を変えラフでゆったりとした空気感のまま2ndブロックへ突入。ステージにはバーカウンターやソファが設置され、そこでおもいおもいにくつろぐメンバーが歌うのは松倉プロデュース曲「Whiskey and Tonic」。ステージ上に設置されたカメラで自撮りするなど遊び心を感じさせつつ、宮近ブロデュース曲「Firefies」では宮近が『R4 STREET DANCE』で共演したcalinが振付を担当。ミラーボールがきらめく空間で情熱的に魅了した。
宮近・七五三掛・松倉のユニット曲「Trick! Trick!」では、大きな工具を持った3人が、大工にふんしバックのLEDと連動した動きで楽しませる。ゲームのように跳ねるポップ感なパフォーマンスで思わず客席から「かわいい〜」の声が漏れる。続いてスモークが揺れる幻想的な雰囲気のなか、中村と松田のユニット曲「Warm it Up」は腰を寄せたり、絡み合うようなダンスで目がくらむような濃密な空気を漂わせる。