2025年の飛躍が期待される14歳、原田花埜「ドラマの主役を掴むために経験を積みたい」

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2025年01月05日 12:01  デビュー

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デビュー

原田花埜(C)Deview
 2023年、スターダストプロモーション主催の『第3回スター☆オーディション』にてグランプリを受賞。ドラマ『わたしの宝物』(フジテレビ)にて松本若菜の中学時代役をフレッシュに演じるなど、注目度上昇中の俳優・原田花埜。2025年、俳優・モデルとして大きく羽ばたくことが期待される14歳に、オーディション合格から1年間を経ての変化、成長、そして2025年の目標について話を聞いた。

【写真】2025年期待の美少女・原田花埜

■原田花埜インタビュー

――2023年10月に『第3回スター☆オーディション』でグランプリを受賞。そこから環境が激変した1年間だったと思いますが、振り返っていかがですか?

【原田】「初めてのモデルの仕事や、ドラマの撮影など、いろんな初めての経験が詰まった1年だったなと思います。目まぐるしかったです。大人になるにつれて、どんどん1年の間隔って短くなるなぁと思います」

――それって結構年をとった人が言うことだと思うんですけど(笑)。様々な初めての経験をしてきた中で、特に印象に残っているお仕事はありますか?

【原田】「一つは初めてのドラマ『わたしの宝物』の撮影です。できないことばかりでしたが、現場の皆さんの支えがあって作品を作れていることが分かり、皆さんの温かさを知ることが出来た大事な経験だったなと思っています。もう一つはミスセブンティーンのオーディションです。結果は出せませんでしたが、今後この仕事で生きていく上ですごく大きな経験になりました」

――それぞれについて詳しくお聞きしたいと思います。『わたしの宝物』第1話の冒頭のシーンに登場して、一番最初のセリフも原田さんでした。放送を観た時はいかがでした?

【原田】「演技も始めたばかりで、できないことのほうが多いので、一番最初に出てくるのが私で大丈夫だろうか、視聴者の皆さんを掴めるのかなという不安もありました。でも放送を観てみたら、監督さん、カメラマンさんの意思など、いろいろなものが積み重なって良いものになっていて、すごく感動しました」

――ドラマの物語はかなりドロドロした部分もありますが、中学時代の美しい想い出があってこそ成立するドラマだと思います。そんな大事なシーンを担ってみていかがですか?

【原田】「ドラマの内容は重めの大人な内容ですが、その中で、大人の中にある小さなキラキラした想い出を自分が演じているというのは、すごく面白いなと思いました」

――初めての本格的な演技への挑戦でしたが、やりきってみての感想は?

【原田】「監督さんと、私たち俳優が思っている役柄とをすり合わせていくことで、今の役柄ができあがっているのですが、私が分からないところは、わざわざ私たちのところまで来て的確な指示をくださったり、動きなども全部説明してくださりました。初めての私を支えてくれるように教えてくださったので助かりました」

――ミスセブンティーンのオーディションでは、また違った経験ができたのでは?

【原田】「これまで主にドラマやCMのオーディションを受けてきましたが、初めての大きな雑誌のお仕事のオーディションでした。自分にポージングができるのかなと思っていたのですが、やってみたらすごく楽しかったですし、元々『ニコラ』などの雑誌モデルを経験してきている子もいたので、そういう子たちのポージングや表情を見ることができました。そこで得られた表現は演技にも役立っていくと思いますし、モデルのお仕事の雰囲気を知ることが出来て、自分にとって大きな経験になったなと思います」

――以前、自己紹介で「気が強い」とおっしゃっていましたが、オーディションでもそういう部分を発揮されたんですか?

【原田】「ミスセブンティーンでは投票も大事ですが、私は芸能活動を始めたばかりだったので、周りに比べて知名度は低かったのです。でもそこで諦めていたらダメだよなと思って。元々すごくポジティブなので、落ち込まずに今自分のできることをやり切ろうと、SNSの投稿で自分を知ってもらえるように頑張りました」

――原田さんがオーディションに臨む時に大事にしていることはなんですか?

【原田】「笑顔を大事にしています。印象に残さないと目に留まらないので、笑顔や、最初に入る時に目を合わせたりとか、そういうところに気をつけています」

――話を『第3回スター☆オーディション』を受ける以前に戻しますが、芸能のお仕事には以前から憧れを持っていたんですか?

【原田】「以前からドラマとかファッション誌とかってどうやって撮っているのだろうという疑問があったのですが、自分がまさかやるとは全く考えていませんでした。でも、広島から神奈川に引っ越してきて、エンタメの世界を身近に感じたり、街に出た時にいろんな方から声かけていただくことがあったりして。こんなに身近に潜んでいるのか、経験ができるものなのかと思ったら、すごく興味が湧いてきて、オーディションに挑戦してみました」

――『スター☆オーディション』を受けた際に印象に残っていることや、頑張ったことを教えていただけますか?

【原田】「演技については、その時の自分の最大限を出して頑張りましたが、ダンスにはすごく苦手意識がありました。ダンスを教えてくださった先生から“ダンスだけ自信ないように見えちゃうともったいないから、できなくてもいいから、とりあえず大きく動いてみたらいいよ”と言っていただけて。そこからはオーディションまでの期間、家での練習はダンスを重点的に頑張りました」

――『スター☆オーディション』は、ファイナリスト全員で最後のステージを作り上げるという変わった形式のオーディションでした。

【原田】「ピアノの発表会で、人前で何かを披露する経験はあったのですが、舞台をみんなで作り上げながら、演技、歌、ダンスなどを披露するのは初めてでした。準備の期間や、脇で待っている時のほうが緊張しましたが、ステージに上がったら緊張よりも楽しさが勝って、この時間が終わってほしくないという気持ちになっていました」

――そしてグランプリ受賞後、たくさんの経験をしていますが、今後はどんな活動をしていきたいですか?

【原田】「女優業とモデル業を両立できる人になれたらいいなと思っていて、憧れているのは永野芽郁さんです。永野さんは、女優でもモデルでもバラエティでも活躍されていて憧れています」

――今後、お芝居で演じてみたい役はありますか?

【原田】「今までのように明るく元気ハツラツな役も演じたいと思っているのですが、反対に暗い子にも挑戦したいと思っています。自分の真逆の性格の役はすごく難しいと思いますが、両方できるようになれたらいいと思います」

――今、ご自身の性格を明るいと言われていましたが、普段友達や家族など周りからどんな子だねって言われますか?

【原田】「最初は大人しいと思われるのですが、仲良くなったらすごく明るくて、ノリがいい、たまにうるさいとか言われます(笑)。自分はボケてるつもりはないけど、笑いのツボがすごく浅いのでちょっと変なところで笑ったり、そういうところでいじられたりすることはよくあります」

――ちなみに今一番ハマっていることはなんですか?

【原田】「以前からドラマや映画を観ることが好きで、よく家で母と一緒に観ています。ドラマは1日で一気見したり、1シリーズをもう1回見返したりすることもあります。最近だと『#家族募集します』の2話ぐらいがすごく泣けて、母と2人で何度も観て泣いています」

――実際に自分もドラマを撮る現場に入って、ドラマの見方は変わってきませんか?

【原田】「こんなに細かく分けて、すごく時間をかけて撮っていることを知って、そうやって素敵な作品が出来上がっているのかと思うと、以前とは違った感動はあります。でも、ドラマを観ている時は、普通に視聴者になって楽しんでいます」

――ドラマの撮影をして、演技の面白さが分かってきましたか?

【原田】「自分の納得のいく形にはめていくのは難しいですが、自分の周りにいる人を見て想像したりして、役を作り上げていく時間がすごく面白いと思っています」

――2025年がスタートしましたが、今年の目標を教えて下さい。

【原田】「今年は受験生になるので、学業と仕事を両立したいですし、『ミスセブンティーン』のオーディションにもう一度挑戦して、専属モデルになりたいです。映像の仕事ではいつか主役をもらえるようになりたいので、ドラマ出演を一つでも決めて、経験を積む1年にしたいと思っています」

――「デビュー」はオーディションの情報サイトなので、これからオーディションに挑戦したいと思っている人の背中を押してあげられるようなエールをいただけますか?

【原田】「芸能界って本当はどういう場所なのだろうって、不安に思っている人が多いと思います。挑戦することでやりがいも感じられるし、緊張した空気の中にも温かさを感じられる場所もあるので、挑戦する気持ちを大事にして、オーディションに一歩を踏み出してみてほしいなと思います」

■原田花埜(はらだ・はなの)
2010年4月4日生まれ、広島県出身
趣味:ピアノ、陸上(短距離)、メイク、ショッピング
特技:軟体パフォーマンス、トマトを沢山食べられること
方言:広島弁
2023年、スターダストプロモーション主催の『第3回スター☆オーディション』にてグランプリ受賞。2024年ドラマ『わたしの宝物』(フジテレビ・木曜22時)で松本若菜の中学時代役を演じる(1話〜3話に出演)。そのほか、不二家「モーニングマアム」、三菱地所「泉パークタウンまちびらき50周年」の広告に出演。

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