車椅子アイドル、世間のイメージに悩んでいた

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2025年01月05日 13:20  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

仮面女子の猪狩ともか(2023年撮影)

事故で脊髄を損傷し車いすで活動しているアイドルグループ仮面女子の猪狩ともか(33)が、世間から期待される人物像がプレッシャーになっていた過去を告白した。


お笑い芸人やす子(26)が2日、日本テレビ系「上沼×サンドの出すぎた杭は打たれない」で、「芸人でいたいけど、聖人化していっている」と好感度の高さゆえの悩みを明かした。猪狩は4日にX(旧ツイッター)を更新。やす子の発言を報じたニュース記事を引用し、「同等に語るのは烏滸がましいですが、ちょっとわかる…」と共感を示した。「私も『障害を負っても頑張ってる子』『ポジティブな子』というイメージを持たれることが多く、裏側でも弱音を吐けない時期がありました」と過去に抱えていた苦悩を吐露し、「今は全然そんなことないですけどね」と補足した。


猪狩は18年4月、東京・文京区の湯島聖堂の敷地内にあった立て看板が倒れて下敷きになり、脊髄を損傷する大けがを負った。同年8月26日にステージ復帰を果たし、車椅子でアイドル活動を続けている。

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