米アカデミー賞の前哨戦の1つ、第82回ゴールデン・グローブ賞の授賞式が5日(日本時間6日)に米ロサンゼルスで行われ、ドラマ「SHOGUN 将軍」(ディズニープラス)主演の真田広之(63)が、日本人初の主演男優賞(ドラマシリーズ部門)を受賞した。24年9月の第76回エミー賞主演男優賞に続き、日本人初の快挙となった。
同じく「SHOGUN 将軍」に出演した浅野忠信(51)も、日本人俳優として初の助演男優賞を受賞。同作に出演した、日本を代表する俳優の2人で「男優賞2冠」に輝いた。
「SHOGUN 将軍」は、米作家ジェームズ・クラベルのベストセラー小説が原作。関ケ原の戦い前夜が舞台の歴史スペクタクルドラマ。米ディズニー傘下のFX制作。有力大名に追い詰められて窮地に立つ、徳川家康がモデルの武将吉井虎永が、生き残りを懸けて策略を巡らせる。伊豆に漂着し、虎永の家臣になる英国人航海士、按針の視点を通じて武家社会の風習が描かれるほか、通詞(つうじ)の戸田鞠子らが絡む複雑な人間ドラマが繰り広げられる。主演の真田は吉井虎永を演じ、製作も手がけた。浅野は虎永の側近で野心を持つの柏木矢部を演じた。
真田は受賞スピーチで、「ありがとう。私は、ここにいいます。ありがとうございます。ゴールデングローブ賞が、私を見つけてくれた」と感謝。浅野は、すぐに東京に帰って、翌朝から撮影に戻ると明かした上で「私にとって、とても大きなプレゼントです。本当に、本当に皆さん、ありがとう。私は、本当に幸せです!」などと歓喜の絶叫を繰り返した。
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