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アカデミー賞の前哨戦として知られる第82回ゴールデン・グローブ賞授賞式が5日、米ビバリーヒルズで行われ、ドラマ「SHOUGUN 将軍」に主演した真田広之(63)が日本人として初となる、ドラマシリーズ部門の主演男優賞を受賞した。徳川家康にインスパイアされた戦国最強の武将・吉井虎永を演じた真田は昨年、米テレビ界最高の栄誉とされるエミー賞でも主演男優賞を初受賞しており、それに続く快挙となった。
同部門には他に「窓際のスパイ」のゲイリー・オールドマンや「ランドマン」のビリー・ボブ・ソートン、「推定無罪」のジェイク・ギレンホールらがノミネートされていた。
真田は受賞スピーチで、「私の人生に関わってくれたすべての人に感謝したい。みなさんのおかげでここまで来られた」と感謝の言葉を述べた。そして最後は、世界中の若手俳優やクリエーターに「自分らしく、自分を信じて、そして決してあきらめないで」と力強いメッセージを送った。
また、浅野忠信も同部門の助演男優賞を日本人として初受賞する快挙。同作はほかに作品賞、アンナ・サワイの主演女優賞にもノミネートされており、4冠達成の期待が持たれている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)
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