トムスが『クラウンスポーツ』と『ランドクルーザー』に新たな魅力を付与。TAS2025に出展へ

　1月10〜12日に千葉市の幕張メッセで開催される『東京オートサロン2025』に出展するトムスは、ブース内での展示を予定する3台の車両について、発表済みの『GRヤリス』に続き、『クラウンスポーツ』と『ランドクルーザー250』を出展することを明らかにした。

　昨年創業50周年を迎えたトムスは、2025年も例年どおり1月に行われる“カスタムカーの祭典”において、3つのスポーツコンセプトから成る“TOM’Sニューライフスタイル”と、レースや製品開発で培ったノウハウを最大限に活かしたトムスならではのレストアサービス“TOM’Sクラシック”という、ふたつの軸で出展を企画するともに車両を開発してきた。

　トヨタ車3台の展示を予定しているトムスは、昨年末の段階ですでに“Racing DNA”をコンセプトとするGRヤリスの登場を予告していたが、年明け後に情報を更新。2台目がクラウン スポーツ、そして3台目がランドクルーザー250であることを明らかにした。

　3つのスポーツコンセプトのうち、ふたつめとなる“Universal Sports（ユニバーサル・スポーツ）”をテーマに開発されたクラウン スポーツは、同モデルが持つ本来のスポーツSUVの血統は残しつつ、都会的で優雅な雰囲気を付加することで、新たな魅力が創出されている。

　そのエクステリアにはパステルカラーが採用され、インテリアも内装カラーチェンジパッケージを用いてジェンダーレスな雰囲気に。トムスはこのクルマについて、「ドライビングを満喫できるスポーティな走りと、日常の優雅な佇まいを両立し、さまざまなライフスタイルに寄り添う唯一無二の存在を目指しました」としている。

　3台目として登場予定のランドクルーザー250は、“Urban off-roader（アーバン・オフローダー）”のコンセプトの下、本格的なオフロード性能と圧倒的な存在感を、洗練された都市生活のコンテキストに再解釈し、野性的な魅力を都会的な要素と融合させ、新たなキャラクターが表現された。

　具体的には、ボディの無骨なラインを生かしつつ、スタイリッシュなエアロやカスタムペイントによって洗練された雰囲気を演出。一方で、インテリアはハイグレードなホワイトレザーで装飾し、モダンでスタイリッシュな居住空間を実現し、タフでありながらエレガントな佇まいが、街中で存在感を放つ一台となっている。

TOM’S公式サイト：https://event.tomsracing.co.jp/