土居志央梨&和合由依ら、夜ドラ「バニラな毎日」お菓子教室に通う新キャスト発表

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2025年01月06日 13:51  cinemacafe.net

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土居志央梨(順子役)「バニラな毎日」
蓮佛美沙子が主演、共演に永作博美を迎え、賀十つばさの小説「バニラな毎日」と「バニラなバカンス」をドラマ化したNHKの夜ドラ「バニラな毎日」から、新たな出演者が発表された。

白井葵(蓮佛美沙子)は、パティシエとしての修業を積み、大阪で、夢だったこだわりの洋菓子店を開いた。しかし、経営はうまくいかず、店を閉じることに…。

そこへ現れたのは、クセの強い料理研究家、佐渡谷真奈美(永作博美)。閉店した白井の店の厨房で、“たった1人のためのお菓子教室”を開くという。渋々、協力する白井。不思議なお菓子教室にやってくる生徒は、それぞれに心に痛みを抱えた人たちだった。お菓子を作り、味わう時間が、孤独な心を優しく包み込んでいく…。

蓮佛が主人公の白井葵を、永作が料理研究家の佐渡谷真奈美役を演じる本作は、孤独な人々の心をお菓子が癒やすスイーツ・ヒューマンドラマ。この度、たった1人のための不思議なお菓子教室にやってくる人たちと、白井葵の母を演じる出演者が発表された。

「虎に翼」も記憶に新しい土居志央梨は、フルーツタルトを作りにやってくる外資系コンサルタントの順子役に。成績優秀で生真面目な性格。エリートとして人生を歩んでいくはずだったのだが…。

「おっさんずラブ」シリーズなどで知られる伊藤修子が、なぜか迷彩服姿で現れ、お菓子作りを楽しむことに積極的になれない事情を抱えている優美を演じる。

お菓子が好きな明るく素直な高校生だが、母親に言い出せない思いを抱えた結杏役には、NHK土曜ドラマ「パーセント」に出演した和合由依。

その結杏の母で、愛情を注いで娘を育ててきたが世話を焼きすぎるところがある役柄を中島ひろ子。

主人公・葵の子どものころの記憶に登場する30代の母親役には谷村美月。そのころに生じた母娘の微妙な距離感が、大人になった葵に影響しているようで…。

そして、娘の葵と素直な気持ちを伝え合う機会がないままに、長い年月を過ごしてきた母を演じるのは筒井真理子。久しぶりの連絡で、葵に会いに行くことになるのだが…。


新キャスト・演出よりコメント到着
土居志央梨
私が演じる順子は頑張りすぎてしまう人です。撮影中、順子と共にどんどん心がほどけていくような感覚でした。蓮佛さん、永作さんのお二人が作り出す自然であたたかい空間の中でとても豊かな時間を過ごせた気がします。お鍋から立ち上る良い匂いをみんなで嗅いだり、ケーキの焼き上がりをお茶を飲みながら待ったり、お菓子作りの最中に生まれる贅沢な"間"はこんなにも心を癒してくれるのだなぁと発見でした。今度は見て下さる皆様と、その贅沢を共有できたらと思います。

伊藤修子
台詞もわりと分量があり、全部関西弁ということで、お話をいただいた時どうやって覚えたらよいのだろう...としばらく呆然としてしまいましたが、友人と会う機会を遮断し、音声を何度も聞いたり、漫画喫茶の完全個室に籠もって自習したり、自室で何度も音読してみたり、そして方言指導の先生の丁寧なご指導もありなんとか撮影本番にこぎつけました。
関西弁のことで手一杯になってしまい、他のことに考えが及ばなかったかもしれず反省しておりますが、楽しんでいただけたら幸いです。

和合由依
人は皆、言葉にできない感情やエネルギーを持っていると私は感じます。理解はできなくとも彼女に寄り添える人間でありたい、そんな思いを持って向き合ってきました。彼女がただ素直に自分と向き合おうとしているところから、生きるエネルギーをお届けできましたら幸いです。現場は毎日おいしい匂いに包まれた幸せな空間です。優しい眼差しで、「結杏」と声をかけてくださるスタッフのみなさま、困っている時にそっと背中を押す言葉をかけてくださる共演者の先輩方、いつもありがとうございます。この時間が私は大好きです。

中島ひろ子
娘のことを思うばかり良かれと思ってやりすぎてしまう、結杏の母親役を演じさせていただきました中島ひろ子です。相手のことを思って!?やっていたつもりが、それは相手を傷つけ、自分を苦しめてしまうことなんだとドラマを通して再確認することができました。ドラマに出てくる洋菓子たち、見た目の美しさはもちろん、食べた時のあの幸せな気持ちになる理由とは…洋菓子を通してたくさんの人間関係の生きるヒントが散りばめられているドラマです。一緒に甘いものを食べて笑顔になりませんか?

谷村美月
私は主人公の、30代の頃の母親役を演じています。
こういった出演は、今までにあまり無かったようにも思います。
最初にお話をいただいた時、内心難しさや戸惑いも感じていましたが、役柄と実年齢が近いという部分を考えて、よりリアルな感覚で、役柄と寄り添うことができるのかなと思いました。
癒しの存在となってくれている洋菓子たちと、魅力的な登場人物たち、そして心があたたかくなるような人間ドラマに注目して、ご覧いただけたらと思います。

筒井真理子
母と子の何気ない会話の中には、言葉の裏側にある額面通りではない意味や微妙なニュアンスが含まれていて、それを丁寧に演じることによって娘との関係が紡がれていったと思っています。その辺りを監督と細やかに話し合いながら役作りできたこともまた刺激的でした。娘役の蓮佛さんはとても魅力的で、撮影現場にいる様子が役者らしいたたずまいで、母役の私とは絶妙な距離感を保っていたように思います。それが私にはとても心地良く、クリエイティブな現場で嬉しかったです。とても良い作品になる予感がしています。

制作にあたって 企画・演出 影浦安希子
夜の15分。仕事帰りの人、家事を終えやっと一息ついた人、なかなか眠れない人。いろんな方の夜の15分が、少しでも心ほぐれるものになればという思いで企画しました。このお菓子教室には様々な生徒がやってきます。全く同じではなくても、どこか自分と重なる人がいるかもしれません。描いていた理想とは少し違うところにいるかもしれない今も、そんな自分も受け入れてあげられるようになれば。このドラマがその一助となれば幸いです。

「バニラな毎日」は1月20日(月)より毎週月曜〜木曜22時45分〜NHK 総合にて放送(各話15分/全32回)。




(シネマカフェ編集部)

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