STARTO社、性加害防止対策・ジュニア育成部門の体制など取り組み記された外部有識者による「暫定報告書」公開

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2025年01月06日 14:04  モデルプレス

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【モデルプレス=2025/01/06】「STARTO ENTERTAINMENT」(スタートエンターテインメント)が6日、公式サイトを更新。「第5回外部有識者会議」「第6回外部有識者会議」を開催したとともに性加害防止対策やジュニア育成部門の体制などについて評価を受けた「暫定報告書」を受領したことを報告し、公開した。

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◆STARTO社「暫定報告書」公開

同社は「『第5回、第6回外部有識者会議』の開催及び『暫定報告書』受領のご報告」と題したお知らせを掲載。コーポレート・ガバナンス及びコンプライアンス体制の整備・強化の一環として2024年12月9日及び12月25日に「第5回外部有識者会議」及び「第6回外部有識者会議」を開催し、2024年12月27日付で同社の取組状況モニタリングのための外部有識者より「暫定報告書」を受領したことを伝えた。

「第5回外部有識者会議」では、質疑応答などを行い、有識者により大阪でのジュニア育成に携わるスタッフらに対するヒアリングを実施。「第6回外部有識者会議」では、取組状況についての現時点での評価をまとめた暫定報告書の内容についてのやり取りが行われたという。

そのうえで、受領した「暫定報告書」を公開。取り組みの実施状況について、の外部有識者会議は「全体的に、御社は、 旧ジャニーズ事務所に対して示された外部専門家による再発防止特別チームによる2023年8月29日付調査報告書の再発防止策に則って、精力的に性加害を防止し、事業に関わる子どもたちの人権を守る取り組みに取り組んでいることが確認できた」と報告した。

また、ジュニアの育成部門については「マネージャーその他の従業員、講師等がジュニアと1対1にならないように複数人で対応する体制を整え、さらにホスピタリティ担当という社内のことに精通した職員を東京、大阪に各1名ずつ置き、ジュニアにとって身近な存在になることで、異変に気付きやすくする工夫をしている」と現在の体制を説明した。

これらの取り組みを受け、外部有識者会議は「いずれも性加害を防止し、事業に関わる子どもたちの人権を守る取り組みに有効であると考える」と評価し、「また、複数の従業員のヒヤリングにおいても、従業員らも会社の組織が整い、透明性が高まったと感じていることがうかがえる」と評価。しかしながら「もっとも、急いで体制を整えたことから、一部、内容が追いついていない面が残ることは否定できず」と指摘し、「例えば、ホスピタリティ担当は大変よい制度であると考えるが、有識者会議の場でも具体的に指摘してきたとおり、今後、よりよい制度にするための改善を期待したい」と記した。

さらに、今後については「ジュニアの立場に立つと、新規のオーディションやジュニアのデビューに向けた意思決定に透明性を持たせるとともに、必ず組織的に決定する仕組みが構築されていることが重要であるところ、御社のご説明によれば、既にそのような組織的かつ透明性を確保した評価及び意思決定の体制が整えられているとのことなので、今後行われる意思決定についても注視することとしたい」とジュニアの体制についても注視していきたいとした。(modelpress編集部)

情報:STARTO ENTERTAINMENT
https://corporate.starto.jp/s/e/news/detail/10032

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