気象庁によりますと、先月(2024年12月)の東日本と西日本の太平洋側の降水量は平年の降水量のおよそ1割にとどまり、1946年の統計開始以降で最も少なかったということです。
先月の日本付近は西高東低の冬型の気圧配置が続きやすかったため、北日本から東日本の日本海側で降水量が多くなった一方、低気圧の影響を受けにくかったため、北日本から東日本の太平洋側と西日本では平年に比べ降水量がかなり少なくなりました。
特に、▼東日本の太平洋側では月の降水量が平年の7パーセントにとどまり、1946年の統計開始以降で12月としての最少記録に並んだほか、▼西日本の太平洋側では月の降水量が平年の10パーセントで、統計史上12月としての最少になったということです。