【写真】アンナ・サワイ、美しいドレス姿でレッドカーペットに
戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルの小説『SHOGUN』をドラマ化した『SHOGUN 将軍』。本作でプロデューサーを務め、徳川家康にインスパイアされた武将・吉井虎永を演じた真田広之が主演男優賞に、英国人航海士・按針の通詞で、虎永の元で戦乱の世を強く生き抜いた鞠子を演じたアンナ・サワイが主演女優賞に輝いた。また、虎永の家臣で野心家の樫木藪重を演じた浅野忠信も助演男優賞を獲得し、史上最多となる3人の日本人が受賞の栄誉に輝いた。さらに作品賞でも受賞を果たし、テレビ部門最多となる計4部門受賞の快挙を成し遂げた。
この他、リチャード・ガッドの半自伝的ドラマ『私のトナカイちゃん』が、リミテッドシリーズ/アンソロジーシリーズ/テレビ映画部門の作品賞、同作のジェシカ・ガニングが助演女優賞を受賞。数々の賞を総なめにしている『Hacks(原題)』がコメディー/ミュージカルシリーズ部門の作品賞、主演女優賞を獲得した。
また、シーズン1以来賞レースを独走し、今年のゴールデン・グローブ賞でも最多ノミネートを記録した『一流シェフのファミリーレストラン』からは、ジェレミー・アレン・ホワイトが主演男優賞(コメディー/ミュージカルシリーズ)を獲得。残念ながら授賞式は欠席した。
このほか、『ザ・ペンギン』でバットマンの宿敵を演じたコリン・ファレルが、リミテッドシリーズ/アンソロジーシリーズ/テレビ映画部門の主演男優賞を獲得。同女優賞には、『トゥルー・ディテクティブ ナイト・カントリー』のジョディ・フォスターが選ばれた。『マーダーズ・イン・ビルディング』でコメディー/ミュージカルシリーズ部門の主演女優賞、『Emilia Pérez(原題)』で映画の部の助演女優賞とダブルノミネートされていたセレーナ・ゴメスは、どちらも受賞ならずだった。
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■作品賞(ドラマシリーズ)
『ジャッカルの日』
『ザ・ディプロマット』
『Mr. & Mrs. スミス』
★『SHOGUN 将軍』
『窓際のスパイ』
『イカゲーム』
■作品賞(コメディー/ミュージカルシリーズ)
『アボット エレメンタリー』
『一流シェフのファミリーレストラン』
『ジェントルメン』
★『Hacks(原題)』
『こんなのみんなイヤ!』
『マーダーズ・イン・ビルディング』
■作品賞(リミテッドシリーズ/アンソロジーシリーズ/テレビ映画)
★『私のトナカイちゃん』
『ディスクレーマー 夏の沈黙』
『モンスターズ:メネンデス兄弟の物語』
『リプリー』
『THE PENGUIN−ザ・ペンギン−』
『トゥルー・ディテクティブ ナイト・カントリー』
■主演女優賞(ドラマシリーズ)
キャシー・ベイツ 『Matlock(原題)』
エマ・ダーシー 『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」
マヤ・アースキン 『Mr. & Mrs. スミス』
キーラ・ナイトレイ 『ブラック・ダヴ』
★アンナ・サワイ 『SHOGUN 将軍』
ケリー・ラッセル 『ザ・ディプロマット』
■主演男優賞(ドラマシリーズ)
ドナルド・グローヴァー 『Mr. & Mrs. スミス』
ジェイク・ギレンホール 『推定無罪』
ゲイリー・オールドマン 『窓際のスパイ』
エディ・レッドメイン 『ジャッカルの日』
★真田広之 『SHOGUN 将軍』
ビリー・ボブ・ソーントン 『Landman(原題)』
■主演女優賞(コメディー/ミュージカルシリーズ)
クリステン・ベル 『こんなのみんなイヤ!』
キンタ・ブランソン 『アボット エレメンタリー』
アヨ・エデビリ 『一流シェフのファミリーレストラン』
セレーナ・ゴメス 『マーダーズ・イン・ビルディング』
キャスリン・ハーン 『アガサ・オール・アロング』
★ジーン・スマート 『Hacks(原題)』
■主演男優賞(コメディー/ミュージカルシリーズ)
アダム・ブロディ 『こんなのみんなイヤ!』
テッド・ダンソン 『グランパは新米スパイ』
スティーヴ・マーティン 『マーダーズ・イン・ビルディング』
ジェイソン・シーゲル 『シュリンキング 悩めるセラピスト』
マーティン・ショート 『マーダーズ・イン・ビルディング』
★ジェレミー・アレン・ホワイト 『一流シェフのファミリーレストラン』
■主演女優賞(リミテッドシリーズ/アンソロジーシリーズ/テレビ映画)
ケイト・ブランシェット 『ディスクレーマー 夏の沈黙』
★ジョディ・フォスター 『トゥルー・ディテクティブ ナイト・カントリー』
クリスティン・ミリオティ 『THE PENGUIN−ザ・ペンギン−』
ソフィア・ベルガラ 『グリセルダ』
ナオミ・ワッツ 『フュード/確執 カポーティ vs スワンたち』
ケイト・ウィンスレット 『ザ・レジーム/壊れゆく政権』
■主演男優賞(リミテッドシリーズ/アンソロジーシリーズ/テレビ映画)
★コリン・ファレル 『THE PENGUIN−ザ・ペンギン−』
リチャード・ガッド 『私のトナカイちゃん』
ケヴィン・クライン 『ディスクレーマー 夏の沈黙』
クーパー・コック 『モンスターズ:メネンデス兄弟の物語』
ユアン・マクレガー 『モスクワの伯爵』
アンドリュー・スコット 『リプリー』
■助演女優賞
ライザ・コロン=ザヤス 『一流シェフのファミリーレストラン』
ハンナ・アインビンダー 『Hacks(原題)』
ダコタ・ファニング 『リプリー』
★ジェシカ・ガニング 『私のトナカイちゃん』
アリソン・ジャネイ 『ザ・ディプロマット』
ケイリー・リース 『トゥルー・ディテクティブ ナイト・カントリー』
■助演男優賞
★浅野忠信 『SHOGUN 将軍』
ハビエル・バルデム 『モンスターズ:メネンデス兄弟の物語』
ハリソン・フォード 『シュリンキング 悩めるセラピスト』
ジャック・ロウデン 『窓際のスパイ』
ディエゴ・ルナ 『ラ・マキーナ 崖っぷちのボクサー』
エボン・モス=バクラック 『一流シェフのファミリーレストラン』
■スタンドアップコメディーパフォーマンス賞
ジェイミー・フォックス 『ジェイミー・フォックスの何が起きたって…』
ニッキー・グレイザー 『Nikki Glaser:Someday You’ll Die(原題)』
セス・マイヤーズ 『Seth Meyers:Dad Man Walking(原題)』
アダム・サンドラー 『アダム・サンドラーのラブ・ユー』
★アリ・ウォン 『アリ・ウォンのシングルレディ』
ラミー・ユセフ 『Ramy Youssef:More Feelings(原題)』