浅野忠信、ゴールデン・グローブ賞助演男優賞に英語と日本語で「とてもうれしい」

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2025年01月07日 05:31  日刊スポーツ

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ゴールデン・グローブ賞 助演男優賞に輝き喜ぶ浅野忠信(ロイター)

真田広之(63)が、米国エンターテインメント史にさらなる金字塔を打ち立てた。


第82回ゴールデン・グローブ賞授賞式が5日(日本時間6日)米ロサンゼルスで行われ、製作した「SHOGUN 将軍」で日本人初の主演男優賞を受賞した。日本人初の助演男優賞の浅野忠信(51)、アンナ・サワイ(32)の主演女優賞、作品賞と合わせて4冠。日本人3人の受賞は史上最多。昨年9月の第76回エミー賞で最多18冠を獲得したのに続く快挙となった。


○…浅野は、トロフィーを手に「ウワォ!」と思わず声を漏らした。そして英語で「多分、皆さんは私のことを知らないと思いますが、私は日本から来た俳優の浅野忠信です。本当にありがとうございます。とてもうれしい!」と大喜びしながら自己紹介した。11年のハリウッドデビュー作「マイティ・ソー」、13年「−ダーク・ワールド」、17年「−バトルロイヤル」とシリーズ3作全てに出演するなど、海外での知名度も高い浅野の、ジョーク交じりのスピーチに会場は沸いた。取材に応じる中で「とてもうれしい…日本語で言うと」と日本語でも喜びを表現し「今夜、東京に戻らなければいけない。明日はまた朝から撮影です。私にとってとても大きなプレゼント」と喜んだ。


◆「SHOGUN 将軍」 米作家ジェームズ・クラベルの75年のベストセラー小説が原作で、関ケ原の戦いの前夜が舞台。有力大名に追い詰められて窮地に立つ吉井虎永(真田)は、生き残りを懸けて策略を巡らせる。伊豆に漂着し、虎永の家臣になる英国人航海士ジョン・ブラックソーン(後の按針)の視点を通じて武家社会の風習が描かれる。通詞の戸田鞠子(サワイ)らが絡む複雑な人間ドラマが繰り広げられる。昨年2月から4月にかけ、全10話がディズニープラスで世界配信された。


◆ゴールデングローブ賞 ハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)が主宰。所属会員の投票で決定。1944年に第1回授賞式を開催した。アカデミー賞と違うのは作品、主演男優、主演女優の各部門にドラマ部門とミュージカル/コメディー部門の2部門があることで、それぞれ選出。56年からテレビドラマ部門も設置。07年にはアニメ映画賞が新設され、昨年は宮崎駿監督(84)の10年ぶりの新作長編アニメーション映画「君たちはどう生きるか」が受賞。映画部門は、アカデミー賞の前哨戦の1つと位置付けられる。

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