俳優の本島純政とONE N’ ONLYの上村謙信がW主演を務める読売テレビ『未成年〜未熟な俺たちは不器用に進行中〜』が、6日深夜に最終話を迎えた。放送後に公開されたFOD独占配信のアフターストーリー(前・後編)のあらすじと場面写真が7日、公開された。
【場面写真】水無瀬(本島純政)の頭をなでる蛭川(上村謙信) 原作は、韓国の電子コミックで全世界643万ビュー超を記録する同名人気BL作品。裕福だが愛のない家庭に生まれ、他人に無関心な水無瀬仁(本島)と暴力的な父と2人で暮らし、適当な言葉と“不良”という仮面で本心を隠している破天荒な問題児・蛭川晴喜(上村)というまだ“恋”を知らない正反対で未熟な2人の男子高校生による、もどかしくも初々しい純愛ラブストーリーを描く。
最終話では、交わることのなかった水無瀬と蛭川が、抗い、もがき続け、幸せな結末を迎えた。アフターストーリーは、水無瀬の「結婚する?」という宣言から数年後の未来を描く。
法律が変わったら結婚しようと約束を交わしてから5年後。コンサル会社の社員として働く水無瀬の周りでは、結婚や家庭の話題ばかり。翌日には根本(宮地樹)と栞(古田愛理)の「結婚を祝う会」が控えていた。仕事の合間に蛭川のSNSを見ていると、ちょうど蛭川から電話がかかってくる。映画監督として活躍する蛭川が撮影続きでしばらく会えていない2人は、週末に会えることを楽しみに、電話を切る。
水無瀬が仕事に戻ると今度は母親から結婚を迫るメールが届く。蛭川に電話をかけようとするも思いとどまった水無瀬は、メールを閉じて黙々と仕事をする。その夜、水無瀬が会社を出ると、突然横に停まった車から声をかけられる。
久々に夜を過ごした翌朝、水無瀬が目を覚ますと横にいるはずの蛭川の姿がない。焦っていると、朝食の買い物をしにコンビニに行っていた蛭川が帰宅する。安どした水無瀬は、蛭川の手作りのパンケーキを食べ、2人で根本と栞の「結婚を祝う会」に向かう。柴(今井悠貴)や剛(山崎光※崎=たつさき)も集まってそれぞれ思い出話に浸る中、高校生時代を振り返って根本や柴とも仲良くしたかったと語る蛭川は、唐突に「あのころ、水無瀬に片思いしてたから」と打ち明けるが、水無瀬ははぐらかしてしまう。
皆と別れた帰り道、堂々と結婚ができることをうらやむ水無瀬。蛭川はそんな水無瀬を元気づけようとドライブに誘い、2人は海へと向かう。