2024年の全国の交通事故の死者数は2663人で、このうち東京都が最も多かったことが警察庁のまとめで分かりました。
警察庁によりますと、去年1年間に全国で発生した交通事故による死者の数は2663人で、前の年より15人減少し、1948年の統計開始以降、3番目に少ない数となりました。
都道府県別では、東京都が146人と最も多く、次いで愛知県の141人、千葉県の131人で、最も少なかったのは島根県の9人でした。
死者数が減少した要因としては、車の安全性が向上したほか、去年は自転車の「酒気帯び運転」の罰則が強化されるなど、悪質な交通違反の重点的な取締りが影響したと考えられるということです。
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