「おむすび」出演中の注目女優、田畑志真「主演をとれる人に」10代最後の1年を駆け抜ける

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2025年01月08日 05:01  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

出演するNHK連続テレビ小説「おむすび」の役のそのままのように明るく気さくな田畑志真(撮影・垰建太)

25年、ブレーク必至の若手女優田畑志真(19)がこのほど日刊スポーツの取材に応じ、新年の抱負などを語った。


出演するNHK連続テレビ小説「おむすび」では、昨年11月下旬からの「神戸編」で登場し、主演橋本環奈(25)演じる主人公結の幼なじみの「なっちゃん」こと佐久間菜摘役を好演中。天真らんまんなキャラクターで注目を集めている。商店街のパン屋の娘という役どころで「私も友達から話を聞いて相談に乗るタイプで、役も似ていると思います。あと本当の私は少し頑固なところもあるかな(笑い)。こだわりが強いというか。現場では商店街チームの雰囲気がとても良くて、その空気の中で演技ができているなと感じています」と笑顔で語った。


地元熊本で幼い頃から演技の道に憧れて芸能界入り。昨年春の高校卒業後から女優業1本の生活を始めた。


「進学はもともとしないと決めていました。今はこれまで以上にひとつひとつの仕事に大切に向き合っていて、考えることも増えました」


父の仕事の転勤で家族全員で上京しており、コロナ禍以降は熊本にも帰れてないという。


「朝ドラに出て、熊本の親戚たちから連絡がきたり、おばあちゃんも『毎日見ているよ』と言ってくれています。撮影が終わったら久しぶりに熊本に帰れますかね?温泉が好きなので、お気に入りだった平川温泉に行きたいです」


10代最後の1年を飛躍の年にする。「10代が終わるのは嫌だなとも思いつつ早く20歳になりたいなという気持ちもあります」といい「10代のうちに学園ドラマに出たいですし、引き出しの多い女優さんになって、ゴールデン帯ドラマで主演をとれる人になりたいです。そして朝ドラにもいつかヒロイン役でまた出ることができたらなと思っています」。


普段の休日などは「わりと1人が好きです」と自宅で過ごすことが多いという。「家族と買い物に出かけたり、友達と海に行ったりすることはありますね。渋谷に行ったりとかカフェめぐりしたりとかはあんまりしないかもしれないです」と明かした。


正月はお気に入りスポットになっている神奈川・寒川神社に毎年初詣に訪れている。


「空気がスッとしていて、行く時は必ず晴れているんです。そこでお祈りや厄払いもしてもらっています」と語る。20歳を迎えるのは今年のクリスマスイブ。「お酒飲みたいですね。九州の血が入っているので強いと思います! 母も祖母も強いんです。1杯目はやっぱりビールから幕開けしたいかな」


まずは10代を駆け抜け、飛躍へ向かう1年にする。【松尾幸之介】


◆田畑志真(たばた・しま)2005年(平17)12月24日生まれ、熊本市出身。4歳からダンスを習い、小学4年で上京。16年女優デビュー。21年映画「偽りのないhappy end」、22年映画「前科者」など。趣味は殺陣、乗馬、野球観戦、御朱印集め。好きな食べ物キュウリ。今年の私生活の目標は運転免許取得。163センチ。

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