松本人志(61)の復帰が近づいている。
昨年12月25日に配信された「Yahoo!ニュース」のインタビューで、ダウンタウンの松本が独自の有料プラットフォームで活動を再開するつもりだと明かした。相方の浜田雅功(61)とともに今春にも『ダウンタウンチャンネル(仮)』をスタートする計画だという。
’23年12月、「週刊文春」に性加害疑惑を報じられた松本は、’24年1月に記事をめぐって発売元の文藝春秋などを提訴し、裁判に注力するため芸能活動を休止した。‘24年11月に松本が訴えを取り下げて訴訟は終結。この時、吉本興業から出されたコメントでは、活動再開に関して《関係各所と相談の上、決まり次第、お知らせさせていただきます》としており、テレビや劇場での復帰が取りざたされていた。
松本が独自のプラットフォームでの復帰することとなった背景を関西の演芸作家は明かす。
「松本さんが長年審査員を務めていた『M-1グランプリ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)が昨年12月22日に放送されました。審査員席に松本さんの姿はありませんでしたが、制作局であるABCテレビ(朝日放送テレビ)は放送日の約2週間前まで松本さんを審査員として起用しようと動いていたそうです。しかし、一連の騒動に対する世間からの反発は依然として強く、ABCは断念したといいます。こういったこともあり、スポンサーの顔色をうかがう必要のあるテレビでの復帰は困難だと判断したのでしょう」
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独自のプラットフォームで復帰することになった松本。うまくいくのだろうか。
「1千万円もかければ、独自のプラットフォームを立ち上げることができるでしょう。スポンサーがいなければ、地上波のテレビ番組のような制限はありません。吉本興業にはウェブ配信サービス『FANY Online Ticket』があり、配信プラットフォームのノウハウもあります。
『FANY Online Ticket』で吉本の中堅芸人がライブ配信を行った場合、旬な時期だと1万人ほど集まります。チケット代が2000円だとすると、売上げで2000万円。経費や吉本の取り分を引いても、1000万円以上残ります。テレビの出演料は松本さんクラスでも1番組よくて300万円ほどですので、ライブ配信のほうがはるかに儲かるのです。
『ダウンタウンチャンネル(仮)』がどういったものになるかはわかりませんが、ウェブ配信サービスは大きな可能性を秘めています」
前出の「Yahoo!ニュース」のインタビューで、《ただ、このまま終わる気はないです。よく「大阪芸人は二回売れないといけない」と言われてきました。大阪で売れて、そこからまた東京で売れないといけない。僕は三回売れないといけない。今までの“売れる”とは違うのかもしれませんけど、ここから三回目を目指そうと思っています》と語っていた松本。三回目は成功するのだろうか――。
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