10日にかけて日本海側中心に大雪 12日と15日頃は雨雲や雪雲が通過 2週間天気

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2025年01月08日 11:29  日本気象協会

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日本気象協会

10日にかけて日本海側中心に大雪 12日と15日頃は雨雲や雪雲が通過 2週間天気

10日(金)にかけて強い寒気が入る。日本海側は大雪や吹雪で、西日本の太平洋側でも積雪や路面凍結に注意。その先、12日頃と15日頃は気圧の谷が本州付近を通過するため、広く雨雲や雪雲がかかる見込み。



●1週目(8日〜15日) 10日にかけて大雪エリア拡大


今日8日(水)から10日(金)にかけて、強い寒気が南下し、大雪のエリアが広がるでしょう。
北海道と東北は日本海側を中心に雪と風が強まり、吹雪により見通しがかなり悪くなる所もありそうです。北陸から山陰にかけて、山沿いに限らず平地でも局地的に積雪が急増し、北陸に近い岐阜県でも断続的に活発な雨雲がかかるでしょう。
普段あまり雪が降らない、四国など西日本の太平洋側にも所々に雪雲が流れ込みます。山や峠は大雪の所があり、平地も積雪や路面の凍結に注意が必要です。路面がうっすらと白くなるくらいでもノーマルタイヤでの走行は大変危険ですので、冬の装備を万全にしたうえで、時間に余裕をもって慎重な運転を心がけてください。
その先、12日(日)頃は低気圧や前線が通過。雨雲や雪雲が西日本から東日本、北日本へと移るでしょう。現時点では、雨や雪の範囲や降り方の予想に大きな幅がありますので、今後、最新の情報をご確認ください。
また、15日(水)頃も気圧の谷が日本付近を通過する見込みで、晴れマークの地域も一時的に雨や雪の降る可能性があります。


●2週目(16日〜21日) 期間の後半は寒さ和らぐ 20日は広く雨


16日(木)から18日(土)にかけて、冬型の気圧配置で、全国的に寒中らしい寒さが続きます。
北海道は北部を中心に所々で雪が降り、東北の日本海側と北陸も雪が降ったりやんだりするでしょう。西日本の日本海側も雪または冷たい雨の降ることがあり、大阪をはじめ西日本の太平洋側にも一時的に雪雲が流れ込む見込みです。
19日(日)は、冬型の気圧配置が緩み、雪の範囲が狭くなるでしょう。寒さもいくぶん和らぎます。
20日(月)から21日(火)は、気圧の谷が通過し、多くの所で天気が崩れそうです。気温は高めで、降るものは雪ではなく雨の所が増えるでしょう。積雪の多い地域は、路面状況が悪くなりそうです。また、屋根からの落雪や、雪崩に十分な注意が必要です。



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