俳優の山下美月が、カンテレ・フジテレビ系『御曹司に恋はムズすぎる』(毎週火曜 後11:00)に出演する。このほど、本作でヒロイン・花倉まどかを演じる山下にインタビューを実施。本作の見どころのほか、初共演となるKing & Prince・永瀬廉への印象や芸能界入りのきっかけとなったという“ラブコメ”への思いを聞いた。【全3回の1回目】
【撮り下ろしカット8点】山下美月のかわいすぎる”ぷく顔”がさく裂■永瀬廉は「すごく紳士的」 初対面の印象は?
――まず、本作は王道のラブコメドラマということですが、最初に台本を読んだ時はどのような感想を持ちましたか?
【山下】私自身、小さいころからラブコメディの作品がすごく好きだったので、率直に「面白そうだな」というのを第一に感じました。また、“THE王道ラブコメ”のヒロインを演じるのはこれまであまり経験がなかったので、未知数な部分も多くて。自分がどんなふうにときめいた顔をするんだろうな、というのを台本を読みながらいろいろ想像していました。
――主演の永瀬廉さんとは初共演ですが、印象を教えてください。
【山下】お会いする前は、どちらかというとクールで無口なイメージだったんですけど、お会いしたら意外と気さくで、すごく気遣いのプロだなっていうのが印象的でした。座る時に椅子をさっと引いてくださったりとか、私がモニターが見えないなって思っていたら見える位置に誘導してくださったり、すごく紳士的だなと思いました。でも、ちょっと変わった方だなと思います(笑)。
――変わったところというのは?
【山下】発言がどこかふわっとしていて、捉えどころがないといいますか…。何を考えているのかあんまりわからないことがあります(笑)。私は永瀬さんのお芝居を受ける側なので、どんなお芝居を現場でしてくださるんだろうとワクワクしています!永瀬さんの演技に対して、鋭くスパッとセリフを言えるように演じます。
■『失恋ショコラティエ』『私が恋愛できない理由』が大好き ラブコメに「あこがれ」
――お二人の掛け合いも楽しみです!ほかに内容として面白いなと思うポイントはどこでしょうか。
【山下】30分のドラマなんですけど、本当に毎回展開がジェットコースターのように激しく進んでいくのがすごく面白いです!永瀬さん演じる天堂昴のキャラが、ちょっとクスッと笑えてしまう愛すべきキャラクターという感じなので、2人のちぐはぐ感も見どころです。そんな中で、どんどん距離が縮まっていく、ピュアでかわいらしいラブストーリーになっていると思います。
――ラブコメが小さいころから好きだったとおっしゃっていましたが、どんな作品が印象に残っていますか?
【山下】『失恋ショコラティエ』や『私が恋愛できない理由』が大好きで、何度も見ていました。当時はドラマで見ていた大人のキラキラした恋愛にあこがれていて。それがきっかけでエンタメにも興味が出て、芸能界に入るきっかけにもなりました。
――そんなあこがれだったラブコメに挑むということで意識したポイントを教えてください。
【山下】台本を読んでイメージを膨らませていても、いざ現場に行ってお芝居をすると、相手との掛け合いの中で感情が生まれるなと感じていて。その時に出てきた自然な表情も大切にしたいなと思いました。また、難しいなと感じたシーンは、自分の中でもプランをいくつか持っていきつつ、現場でほかのキャストさんや監督、プロデューサーの方々と「どうしたらドキッとしてもらえるか」とご相談させていただいてみんなで作品をつくっていきたいと思います。