《学校内の演劇を見せられて、学校内やクラス内じゃないと分からないような笑いばかりみせられてもつらい》
内輪話に対するグチの書き込みかと思いきや、どうやら違うらしい。
「福田組に染まらなくていいと思う」
1月24日に公開される、山崎賢人(崎=たつさき)が主演を務めて、福田雄一氏が脚本・監督を担当した映画『アンダーニンジャ』に対するSNSでの前評判だ。
2018年より『週刊ヤングマガジン』連載中の漫画が原作で、2023年10月にはテレビアニメとして放送。2024年12月時点の累計部数は200万部を突破した人気作品。
現代社会に潜む忍者たちの姿が描かれており、映画は斬新なアクションと散りばめられたコメディーが見どころとのこと。
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主演の山崎に加えて、浜辺美波、間宮祥太朗、白石麻衣といった人気の若手俳優たちが出演。福田作品の常連でもあるムロツヨシや佐藤二朗も名を連ねているのだが、それについて、ネットでこんな意見が。
《キャスティングはオーディションとかすれば良いのになと思う》
福田監督といえば、2017年と2018年に公開された映画『銀魂』や、2020年公開の映画『新解釈・三國志』といったヒット作を連発。
「福田さんの映像作品は、原作漫画の再現度が高いキャラクター造形や、抜群なテンポのコメディーシーンなどが評判です。福田作品に出た俳優は、その後の作品にも出演して“常連”になることもあり、スタッフだけではなく常連俳優も“福田組”と呼ばれます」(映画業界関係者、以下同)
同じ“福田作品”として、映画『聖☆おにいさん THE MOVIE ホーリーメンVS悪魔軍団』は、2024年12月20日に公開されたばかり。
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「実は、この『聖☆おにいさん』にも、ムロツヨシさんと佐藤二朗、白石麻衣さんが出演しているんですよ。ムロさんと佐藤さんは、たしかに“福田組”常連ですが、映画はどちらもコメディー。公開日が1か月ほどしか空いておらず、出演者が被っていることに既視感を抱く声があるようです」
1月6日には『アンダーニンジャ』の公開前の完成披露報告が行われた。その席で、初めて本格的に福田作品に参加したという浜辺美波は、
「洗礼を受けました。終わった後、達成感より喪失感がありました」
と、笑いながら発言していたが……。
「撮影時、福田監督は脚本以上のことを現場で求めるそうです。これまで数々のドラマや映画で主演をしてきた浜辺さんでも、苦労することが多かったのでしょうね」(スポーツ紙記者)
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こうした浜辺の発言を受けてネットでは、
《浜辺美波の無駄遣いにならないといいな》
《美波ちゃんらしさを生かせられないのなら声をかけないでほしい》
《福田組に染まらなくていいと思う。いい経験したぐらいでいいと思う》
といった意見が見られた。公開前から注目を集める最新の福田作品だが、どうやら今後はキャスティングの斬新さと、心配の必要がない笑いが求められているようだ。