【モデルプレス=2025/01/08】歌舞伎俳優の尾上右近、Travis Japanの松田元太が2025年1月8日、都内で行われた映画「ライオン・キング:ムファサ」のムファサ&タカ応援上映会に歌手のMARIA-Eとともに出席。尾上、MARIA-Eが松田の演技を絶賛した。
【写真】トラジャ松田元太、“ライオン意識”の長めヘア
◆松田元太、“闇落ち”演技をアピール
壮大なアフリカの大地を舞台に“生命”をテーマに描き、映画、演劇、音楽と頂点を極めた一大叙事詩「ライオン・キング」。アニメーション映画として1994年に誕生し、2019年にはリアルを超えた超実写版「ライオン・キング」として全世界で公開された。2024年12月20日に封切られた本作は、息子のシンバを命がけで守ったムファサ王と、ムファサの命を奪った“ヴィラン”スカーの若き日の兄弟の絆を描く前日譚。ムファサを尾上、ムファサの弟・タカを松田が演じた。
タカについて、松田は「可愛らしさも持っているけど、後のスカーなので闇落ちするグラデーションというか、闇落ちする姿はタカとしても肝となっているので注目してほしいです」と話すと、ムファサの妻となるサラビ役のMARIA-Eが「タカは不器用。でもそれが愛らしい。そこからの闇落ちが興奮しますね、萌えポイントです」と魅力を熱弁した。
また尾上は「ムファサと比較して、タカは純粋でまっすぐでいろんなことを知らない。回線が3つくらいしかないライオンちゃんだけど、それがいい。闇落ちしていく姿、『そっちじゃないよ』となりがちなのは純粋な人だから。それを象徴するようなタカ」と話すと、松田も「その通り」と納得。尾上が「闇落ちしそうになったら言ってね」と声を掛けると、松田は「言います!」と大きな声で返事した。
◆松田元太、演じる上でのこだわり
タカを演じる上で工夫したこと・苦労したことを聞かれると「可愛らしい一面もあればスカーになる瞬間もある。過程をより大事に演じたかった。世界のファンがいる作品なので、そこに傷をつけないように…泥を?ん?傷を?まぁ、“スカー状態”にしないように。大事に丁寧に誰よりもタカを愛しながら演じました」と言葉を思い出しながら説明した。
松田の演技を、MARIA-Eが「声の幅広さがすごい。普段そんなに低くないのに、あの声を出せるのがすごい」と褒めると、尾上も「心がこもっているよね。『誰よりもタカに愛情がある』って取材で言い切っていたので、本当にその通り。技術も大事だけど、気持ちを注いでやりきったのかなと感じました。ファンの方も違う一面にびっくりしたのでは。違う一面があるってことは、松田元太の大きな転換期になるのかもしれない」と絶賛。松田は「嬉しいです。ありがとうございます」と笑顔で喜んだ。
すると、尾上が「スカーの闇落ちボイスを聞かせていただきたい。じゃ、やって」と突然の“ムチャぶり”ならぬ“ムファぶり”。松田は「出たよ〜。ムファぶり緊張するから事前に言ってください」と頭をかいたが、「俺にはなにもない。すべてムファサが奪ったんだ」と闇落ちボイスを披露した。すると横にいた尾上が「何を言ってんだよ!被害妄想だよ!」と漫才のようにツッコんだ。突然のコメディー展開に、松田は「おかしいですよ、兄貴!何だよそれ!」とタジタジだった。(modelpress編集部)
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