【モデルプレス=2025/01/09】お笑いコンビ・ナイツの塙宣之と女優の麻生久美子が出演する新TVCM「スパイシーチキンマックナゲット黒胡椒ガーリック『大人はつらいよ登場』篇」(15秒、30秒)が、14日より全国放送(※一部地域を除く)される。
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◆マクドナルド“スパイシーチキンマックナゲット 黒胡椒ガーリック”再登場
「スパイシーチキンマックナゲット 黒胡椒ガーリック」は、2022年に初登場し、2025年で4回目の登場となる人気商品で、粗挽きブラックペッパーとガーリックの旨みで後引く、外はカリっと中はジューシーなチキンマックナゲット。さらに、ホワイトペッパーや唐辛子の刺激的なアクセントがチキンの旨みを一層引き立てている。今回、「スパイシーチキンマックナゲット 黒胡椒ガーリック」のおいしさをより引き立てる新ソース「コク深にんにくソース」「3種のチーズソース」が登場。そして、夕方5時以降の夜マック限定でナゲットとポテトを一緒に楽しめる食べくらべセットとして「スパイシーチキンマックナゲット 黒胡椒ガーリック」が入った「食べくらべポテナゲ大」と「食べくらべポテナゲ特大」も登場する。
◆塙宣之&麻生久美子、マクドナルド新CMで初共演
新TVCMは、名作「男はつらいよ」をオマージュし「大人はつらいよ」と題した作品となっており、塙が令和版寅さん役、麻生がマドンナ役として初共演。誰もが知るあの名曲とともに、冬の寒さや新年の仕事の大変さに寄り添うストーリー展開となっている。
昼下がりの公園のベンチで、ひとり本商品を食べる寅さん役の塙。そこに「会社休みになればいいのに」とマドンナ役の麻生がため息をつく。「それが大人のつれぇところよ」の言葉と共に商品を渡す。一口食べて、元気が出るというストーリーが繰り広げられる。
◆塙宣之の演技に監督も絶賛
初共演となる塙と麻生だったが、今回のCMは名作「男はつらいよ」をオマージュした作品で、ストーリーだけでなく衣装や小物も忠実に再現していることから、挨拶も早々に、塙の衣装や小道具の話題で会話が弾む2人。「これ、実際にされていたモデルの時計なんですよ」「実はジャケットの裏地もすごいんですよ」と披露する塙に、麻生も「わー、すご〜い!」と釘付けになった様子で、楽しそうなやり取りですぐに打ち解けたよう。
なお、本CMの演出を手掛ける監督は「男はつらいよ」シリーズを手掛けた山田洋次監督から撮影のアドバイスを受けたそうで、本番前には「塙さんと麻生さんのお2人なら、映画のように泣かせるCMができます!」と2人を激励する場面もあった。
商品の刺激的な味わいを「かぁーっ!」という粋なリアクション・言葉で表現するシーン。監督から「どうですか?味は?」と聞かれた塙は「結構、(しっかりと)辛いですね。でもうまいです!」と答えながら、次の撮影シーンが始まるまでのわずかな間にほとんど食べてしまい、さらに元気になった模様。「黒胡椒とガーリックがたまんないねぇ!」と“寅さん”を真似た口上で感想を述べると「だんだん本物になってきましたね!」「こっちも食べたくなっちゃいますよ」と塙の演技を絶賛する監督であった。
◆麻生久美子“マドンナ”役を熱演
たまたま居合わせたベンチで「はあぁ〜」と大きなため息をつく、“マドンナ”役の麻生に向かって、塙が「お嬢さん、年明け早々ため息かい?」と声をかけるシーン。心配そうにセリフを言う優しさ一杯の演技と、子どものように商品を頬張る姿とのギャップに、カットがかかった直後には麻生が思わず「あはははっ!」と手を叩いて爆笑。塙も、無邪気な麻生の姿につられて照れながらもにっこり。“寅さん”と“マドンナ”の掛け合いを彷彿とさせる自然なやり取りに、撮影現場もほっこりとした空気に包まれた。
麻生が「こたつの中でずっとゴロゴロしていたいな〜」とつぶやくシーン。大人はつらいよを表現するように、今にも泣き出しそう顔で演じたファーストテイクでは、麻生が「ちょっと暗すぎましたかね(笑)」と確認すると、監督は「ため息をついた後なので、それぐらいがいいと思います」と、すかさずOKサイン。麻生自身、本CMで演じた“マドンナ”役と同様に「寒い時はベッドに入ってぬくぬくして、お家で自分の好きなことをしていたい派」だと明かす一幕も。その後も次々と自然なお芝居を披露する麻生であった。
塙が差し出すナゲットをひと口食べ、すっかり沈んだ状態だった麻生が目を大きく見開いて、おいしさに衝撃をうけるシーン。「うーん!」「あっ!すごい!何これ!」「ホントおいしい!」と、まるで人が変わったかのようなリアクションに、現場も盛り上がる。また、すっかり元気になった麻生から、「はい、あ〜ん」と“お返し”されるシーンで、監督から「食べた後は“寅さん”みたいな感じでデレデレしてください」と指示を受けた塙は、一瞬驚いてどうすべきか悩んだ末、照れながら「あ〜ん」と口を開けて食べるという、塙渾身の“デレデレ演技”に、麻生もスタッフと一緒に楽しそうに笑い声を上げていた。(modelpress編集部)
◆塙宣之&麻生久美子インタビュー
― マクドナルドのCMで初共演された感想をお聞かせください。
塙:「男はつらいよ」の“寅さん”こと渥美清さんは、僕が漫才をさせていただいている浅草東洋館出身のコメディアンなんですよ。あと、先日ナイツのライブをやった鎌倉の芸術館が松竹大船撮影所の跡地にあって、近所のお蕎麦屋さんへ行ったら、そこに山田洋次監督もしょっちゅう来られるんですよ、と伺いまして。そういうご縁に導かれて、今回の役もやるべくしてやったのかな、という感じです。あとは、とにかく麻生さんがかわいかったですね(笑)。
麻生:すごく楽しかったです!塙さんとご一緒できて嬉しかったですし、とにかく“寅さん”の役がぴったりで、本当に素敵だなと思って、モニターをずっと見ていました。そして、今回の商品がとてもおいしくて、たくさん食べちゃいました(笑)。
塙:麻生さんに食べさせてもらうシーンがあったんですけど、早く家に帰りたくて。その光景を思い浮かべながらご飯が食べられますよね(笑)。女性に「あーん」って、してもらう機会なんて、人生でもなかなかないじゃないですか。CMだからできるという。ありがたいですね(笑)。
― 今回初共演ですがお互いの印象はいかがですか。
塙:僕は週にドラマを30本見るぐらいドラマ好きで、もちろん麻生さんが出ている(現在放送中の)朝ドラ「おむすび」も毎日見ていて、今朝も見てきたので、「うわー、すげえ!」と思って。撮影中も「おむすび」に(自分も)出ている感覚でした。「男はつらいよ」に出ている“マドンナ”役って、みんなかわいい人なんですよ。だから、“寅さん”が恋をしてしまうのが、本当にわかるというか。今日一日で麻生さんに完全に恋をして、撮影が終わる時に寅さんみたいになるんだなと思って、もう終わっちゃいました(笑)。
麻生:塙さんと初めてお会いして、思っていたイメージとそんなに変わらなかったというか。実際にお会いしてみると、口数が少なかったりする方もいらっしゃるじゃないですか。塙さんは全然そんなことなくて、気さくに話しかけていただいて、すごく嬉しかったです。お会いできて光栄でした。
― CMでは「大人はつらいよ」というテーマで、塙さんがあの名優に扮し、名場面を思わせるシーンが印象的です。お二方にとって、「大人はつらいよ」と感じるエピソードやご経験を教えてください。
塙:4年前に始めたYouTubeで、適当に回したご飯を食べている動画とかの再生数が伸びて、漫才協会の芸人たちと本気でやった企画の数字がまったく伸びない時は、大人はつらいなと思います(笑)。わざわざ会場を借りて、お金をかけてやったのに、誰も見てないなんて…、この苦労はなんだったんだろうって(笑)。
麻生:見ます、私が見ます!
塙:ぜひ見てください。自分が面白いと思ったやつが意外と数字が伸びないとか、結構多いんですよ(笑)。
麻生:私はもう、本当にお仕事が大好きなんですけど、朝早いのはすごく苦手で(笑)。特に冬の朝、まだ暗い時間に頑張って起きる時は、「あー私、これから働くんだ…大人ってつらいな」と思います(笑)。
塙:今回の役柄そのままじゃないですか(笑)。じゃあ、これからの季節は嫌ですね。
麻生:そうなんですよ。寒いんだから休みになればいいのに、という感じです(笑)。
― CMでは新年早々にため息をついている麻生さんの姿を見た塙さんが声を掛けるシーンがありますが、お二人がこれまでに新年早々や新しい年を迎えたにもかかわらず、ついついため息をついてしまった経験はございますか?
麻生:大晦日の夜、どうしても縁起の良い初夢を見たくて、富士山とか、縁起のいいものを思い浮かべて寝るんですよ。それで、何の夢も見れずに朝起きた時、ため息をついています。
塙:大体そうじゃないですか(笑)。見ようと思って(縁起の良い夢を)見たっていう人、ほとんど聞いたことないですよ。
麻生:でも、見たくないですか?とにかく私は富士山が出てきたらいいなと思って。
塙:普段はあんまり夢を見ないんですか?
麻生:見る時は見るんですけど、簡単には見れなくて。
塙:結構ぐっすり眠れているということじゃないですか(笑)。夢を見ている時って、あんまり寝れていないと言いますから、逆にいいことなんじゃないですか?
麻生:そっか、いいことだと思えばいいんですね。なるほど。じゃあ、ため息をつくことなかった(笑)。
塙:僕は、亡くなった内海桂子師匠と、お正月に必ず浅草の商店街を練り歩いていたんですけど、そこで商店街の人から「頑張ってね」と、お年玉をいただいて、最後に師匠からもお年玉をもらうんですよ。それをお家に帰ってから開けて、師匠のお年玉が一番少なかった時、コンビで毎回ため息をついていましたね。「桂子師匠、こんだけかい!」って。それが毎年新年のお約束でした(笑)。でも、今はお年玉をあげる方になりまして。僕が入っている落語芸術協会は、前座さん全員に配る風習があるので、12月15日ぐらいから“ピン札”を用意してポチ袋に詰めて、正月に会った人に渡しています。でっかい紙袋にポチ袋を入れて、演芸場に着いて“今日は何人配るんだっけ”っていう。その作業が結構大変なんですよ。
麻生:(笑)。
― 麻生さんが大人だからこそ許されたい願望を言いながらため息をつくシーンが印象的ですが、お二人にとって、「許されるならやりたい・叶えたい願望」を教えてください。
塙:漫才協会で、何かテレビ番組をやりたいというのは、昔からずっと言っていますね。漫才協会には200人ぐらいいて、結構メンバーも揃っているんですよ。漫才協会の師匠がテレビ番組をやりたいとか言うのは、ギャグみたいに思われていますが、本当にそれをやりたいんです。番組の打ち合わせとかでも「まぁ、そうですね」みたいな感じで毎回終わるんですけど、そろそろ漫才協会でも一つの番組が持てないかなと。テレビに出たことがない師匠たちを、一度でもいいからテレビに出してあげたいというか。結構皆さん、勘違いされるんですよ。舞台の上で死んで、最後まで舞台なんてかっこいいみたいな。実はみんなテレビに出たくてしょうがないんです(笑)。そういう売れたくてしょうがない人たちが舞台にうじゃうじゃいるので、CMや番組をやりたいという願望はずっとあります。
麻生:そんな素敵なコメントの後にとても言いづらいですけど、私は、ずっと漫画を読んでいたいです(笑)。漫画を読んだり、ドラマや映画を見たり、自分の好きなことをやりながら、ベッドに入ってぬくぬくしたいですね。本当に、今回(出演したCM)のキャラクターそのものですが、自分の時間が普段あまりないので、そういう時間がほしいです。
― お二人の2025年の抱負や、新しく始めたいことなどを教えてください。
麻生:私はコンスタントにジムに通って、体をちゃんと鍛えたいです。やっぱり、ある程度筋肉がある方が日常も楽ですし、活動的になれるというか。
塙:僕もちょうど同じ答えです(笑)。もう体力がなくなってきたので、エアロバイクを買ったんですよ。でも、2024年、1回もやらなかったんです。
麻生:家だとやらないんですよ、だからジムに行かないと。
塙:でも面倒くさいんですよね、ジムに行くの。
麻生:そうなんです。でももう行くしかないんです。私も行くまでは「うー」ってなるんですけど、行ったらもうやるしかないので、2025年は、ジムに行きましょう(笑)。
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