中居正広の女性トラブル報道「本人の弁明や謝罪がないと立場は苦しくなる」/広告業界の観点

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2025年01月09日 05:02  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

中居正広(2020年2月撮影)

中居正広(52)がMCを務めている「だれかtoなかい」(日曜午後9時)についてフジテレビは8日、公式ホームページで次回12日の放送から休止することを発表した。


23年6月、中居は女性との間にトラブルが発生、約9000万円の解決金を支払って示談したと一部週刊誌などが報じており、同局は「状況を総合的に検討した結果」としている。ニッポン放送も11日放送予定の番組の見合わせを発表。これで地上波やラジオの全レギュラー番組が休止や差し替えとなった。


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多くのレギュラー番組やCM案件を抱えていた中居正広だが、広告業界の観点から見た今後の動きはどうなっていくのか。


ある大手広告会社関係者は「ひとつは中居さん本人が今後何を語るのか。まだ現段階で出演していた番組のスポンサーが全て降りるなどといった状況になるのは考えづらい」と話す。「スポンサーはその番組に誰が出演しているのかなども考慮してつくことがありますが、それはその企業の誰かがその出演者を応援したいという思いからくることが多いです。今回で言うと親中居派の人と言えるわけですが、そういった人たちも周囲を納得させるためには本人の弁明や謝罪がないとなかなか立場は苦しくなる。現状のままだとCMなどでも『彼を広告塔にするのは止めよう』という動きが広まっていくような気がします」。


1度不祥事が起きたタレントは、少なくとも数年は起用候補に挙がることがなくなることが通例だという。中居の場合も「しばらくは厳しいと思います」といい「基本的に広告ではネガティブな要素はない方が好まれます。あるとすればそうした人を扱ってもいいような内容のCMだったり、ウェブ広告だったりでしょうか」。別の大手広告会社関係者は「今はまだ様子見段階ですが、中居さんの広告に関係する社員は差し替えの検討などで大変そうだという話も聞こえてきている」と語る。テレビ界を支えてきたスターが与える影響は日増しに各所に広がってきている。

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