ジョアン・ミル、ヘルメットを日本のKabutoに変更。2025年からオージーケーカブトと契約

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2025年01月09日 18:00  AUTOSPORT web

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2025年からオージーケーカブトと契約したジョアン・ミル
 1月6日、日本のヘルメットメーカーである株式会社オージーケーカブトは、2025年からMotoGPライダーのジョアン・ミル(ホンダ)と新たに契約を締結したと発表した。

 オートバイ用、サイクル用ヘルメットの製造販売をしているオージーケーカブトは『Kabuto』のブランド名でヘルメットを販売。2021年シーズンからは全方向型エアロダイナミクスをメインコンセプトにした新モデルの『Kabuto F-17』を登場させて、二輪ロードレースライダーの使用が増えてきた。

 翌2022年にはKTMからMotoGPに参戦したレミー・ガードナーが唯一使用したが、ガードナーは2023年からスーパーバイク世界選手権(WorldSBK)に戦いの場を移すことになる。そんななかアプリリアからMotoGPを戦っていたアレイシ・エスパルガロが2023年から少なくとも3シーズン使用することをアナウンスしたが、彼も2024年で現役を引退してホンダのテストライダーに就任することになった。

 2025年はMotoGPクラスのレギュラーライダーからKabutoユーザーがいなくなると思われたが、2024年最終戦ソリダリティGPの2日後に行われたバルセロナ公式テストでミルがKabutoと思われるヘルメットをテストしていた。

 そして2025年に入り1月6日にオージーケーカブトはミルと契約したことをアナウンス。彼はこれまでヘルメットはAGV、レーシングスーツはダイネーゼだったが、Kabutoとダイネーゼという新鮮な組み合わせとなった。ヘルメットにおいてはFIM(国際モーターサイクリズム連盟)で承認を受けたフルフェイスの『F-17 RACING』を使用することになる。

 レギュラーライダーはミルのみとなるが、テストライダーのアレイシ・エスパルガロ(ホンダ)とミケーレ・ピロ(ドゥカティ)、2024年はスポット参戦したガードナー(ヤマハ)なども最高峰クラスで走る可能性があるだろう。

■ジョアン・ミル
「Kabutoファミリーに加わることができ、そして今後数年間、MotoGPクラスでこの歴史あるブランドを代表できることを心から嬉しく思う。これからチームと共に努力を重ね、その成果が実を結び、僕たちが目指す素晴らしい結果を達成できると信じているよ」

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